リポート笠間57号●特集「古典を伝えるということ それぞれの現場から ―エッセイというかたちで」

11月20日前後に発送予定です。
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『リポート笠間』57号
2014.11.20発行予定
A5判・並製・
装丁・笠間書院装丁室
非売品(無料頒布)
『リポート笠間』は年2回発行している小社のPR誌です。
今回の特集は、「古典を伝えるということ それぞれの現場から」と題し、竹村信治/鈴木 彰/岡﨑真紀子/加藤十握/木越 治/荒木 浩/藤沢 毅/川村裕子/木田博子/ツベタナ・クリステワの各氏にお書き頂きました。その他エッセイも充実、学界時評もメンバーを一新しています。ご期待ください。
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また、まだ読んだことがない方で、購読希望の方は、info@kasamashoin.co.jp宛に、郵便番号・住所・お名前をお知らせ下さい(定期購読になっているかどうか、確認したいかたもご一報ください)。
よろしくお願いいたします。

送料無料・購読料無料です!

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【目次】
●特集
古典を伝えるということ それぞれの現場から
―エッセイというかたちで

[リード文]
古典は、今、現場でどのように伝えられているのか―。
エッセイという形で、
その問題意識なり、感想をそれぞれ投げかけてもらうことで、
古典をめぐる状況を把握し、
読者の皆さんと共有してみたいと考えました。
今回の特集は、古典文学の世界やその研究が、
自閉しないためにはどうしていけばいいか、
何らかのヒントを、それぞれの著者の行間から
見つけてみたいと思い企画したものです。
突然ですが、プロレスの話です。
経営難に陥っていた新日本プロレスを買収し、見事立て直した、
ブシロードグループの社長のインタビューが面白かったのですが、
その中でこんなことを言っていました。
「すべてのジャンルはマニアが潰す。マニアは排他的でライトユーザーを拒絶する」
小社は専門出版社で、マニアな存在です。
自らの扱っている領域の可能性を広げていきたいと考えていますが、さて―。
○研究者が国語教育を考えるということ―「言説の資源」をめぐる
竹村信治[広島大学教授]
○世界と今と自分をみつめる―大学生と読む古典
鈴木 彰[立教大学教授]
○資料と論理のあいだ―大学院のこと
岡﨑真紀子[奈良女子大学准教授]
○その先の古典の海へ
加藤十握[私立武蔵高等学校中学校]
○「まほろばの会」のことなど
木越 治[上智大学教授]
○背伸びと軽さの限界点―海外で古典を伝えること
荒木 浩[国際日本文化研究センター教授]
○翻刻を考える
藤沢 毅[尾道市立大学教授]
○普及活動の根本―公開講座について
川村裕子[武蔵野大学教授]
○古典漫画の二倍の楽しみ
木田博子[早稲田大学大学院修士課程]
○”本役者”としての翻訳家
ツベタナ・クリステワ[国際基督教大学教授]

●追悼
追悼・増尾伸一郎―知と学の〈鍋奉行〉

小峯和明[立教大学名誉教授]
●エッセイ

○ハーバード大留学おぼえがき
―日本文学研究とは何か、外側から見つめ直す

勝又 基[明星大学准教授]
○学会誌電子化・公開の明暗―NII-ELSの事業終了を視野に
和田敦彦[早稲田大学教授]

○国際査読誌『跨境 日本語文学研究』の創刊、および少々の展望

日比嘉高[名古屋大学准教授]
○虚構[エンターテインメント]としての女武者
―静の《コスプレ》と《ギャップ萌え》

岩崎雅彦[國學院大學非常勤講師]
○西岸寺所蔵「九相図」絵解き「再生」の試み
田中貴子[甲南大学教授]
●週刊読書人・対談再録
髙橋博史×紅野謙介対談
高橋新太郎 “己の戦争”との格闘
『高橋新太郎セレクション』全3巻(笠間書院)刊行を機に
●学界時評
 上代―金沢英之[北海道大学准教授]
 中古―陣野英則 [早稲田大学教授]
 中世―伊藤慎吾[國學院大學非常勤講師]
 近世―井上泰至[防衛大学校教授]
 和歌―小山順子[国文学研究資料館准教授]
 日本語の歴史的研究―岡部嘉幸[千葉大学准教授]
 日本漢文学―堀川貴司[慶應義塾大学附属研究所斯道文庫教授]
●受賞図書
本年は、以下2冊が受賞いたしました。
○第26回國華賞
笠嶋忠幸『日本美術における「書」の造形史
○伊賀市・芭蕉翁顕彰会 平成26年度文部科学大臣賞
永井一彰『月並発句合の研究
●刊行書リスト
過去5年間に出した本を一挙紹介します。
●新刊案内
2014年1月〜2014年12月刊行の本
●笠間書院 刊行図書一覧
・品切れ図書以外の過去の刊行物を一覧にしました。