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2014年9月24日

 記事のカテゴリー : 新刊案内

●佐藤道生・高田信敬・中川博夫編『これからの国文学研究のために 池田利夫追悼論集』(笠間書院)

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10月中旬の刊行予定です。

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佐藤道生・高田信敬・中川博夫編
『これからの国文学研究のために─池田利夫追悼論集』
(笠間書院)

ISBN978-4-305-70746-8 C0095
A5判・上製・カバー装・684頁
定価:本体14,000円(税別)

文献に基づく実証を基本とし国文学研究に一時代を築いた、故池田利夫氏を偲び編む研究論文集。古代〜近世の日記・物語、漢学・学芸・仏教、和歌に分け編集した。本書には、研究手法の異なりや時代や分野の別にこだわることなく、意欲に満ちた研究や真摯な研究者には、常にあたたかい視線を注いでいた池田利夫の生き様をあらわすように、バラエティに富んだ論文が集まっている。同時に、本書に収録された論文は、結果的に国文学研究の最前線をも示すことになった。国文学研究の今を伝える、気鋭の29名による論文集です。

執筆は、秋山虔/池田三枝子/石川透/石神秀美/石澤一志/伊東祐子/岩佐美代子/小川剛生/久保田淳/胡志昂/小秋元段/後藤祥子/小峯和明/今野鈴代/佐々木孝浩/佐藤道生/鈴木宏昌/住吉朋彦/高田信敬/田坂憲二/辻英子/永井和子/中川博夫/中島正二/平藤幸/藤原克己/堀川貴司/三角洋一/渡部泰明の各氏。

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■編者紹介

佐藤道生(さとう・みちお)
1955年・東京都生。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。慶應義塾大学教授。著書『平安後期日本漢文学の研究』(笠間書院、2003)、『和漢朗詠集・新撰朗詠集』(和歌文学大系、共著、明治書院、2011)。

高田信敬(たかだ・のぶたか)
1950年・岐阜県生。東京大学大学院博士課程中退。博士(文学)。現在鶴見大学教授。著書『源氏物語考証稿』(武蔵野書院、2010)、論文「橘道貞の下向─『赤染衛門集』管見─」(『国語国文』946、2013・6)他。

中川博夫(なかがわ・ひろお)

1956年・東京都生。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在鶴見大学教授。著書『大弐高遠集注釈』(貴重本刊行会、2010)他、論文「鎌倉期関東歌壇の和歌の様相─中世和歌表現史試論─」(『中世文学』59、2014・6)他。
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■ご予約・ご注文は版元ドットコムで
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-70746-8.html
または、直接小社まで、メールでinfo@kasamashoin.co.jpご連絡いただいても構いません。またはこちらのフォームで、購入希望としてご連絡ください(書名・冊数・お名前・ご住所・電話番号を明記してください)。
http://kasamashoin.jp/mailform.html
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【目次】

はじめに

[日記・物語]

菅原孝標女の出仕に関する一臆説...秋山虔

『和泉式部日記』前史─為尊親王伝の虚実─...後藤祥子
 一 家集中の為尊親王無根の確認
 二 歴史物語の虚実
 三 為尊親王の死因
 四 「観身論命」歌群の詠歌事情
 五 「巌の中に住まばかは」歌群の詠歌事情
 六 禁忌と救済
 七 続集日次詠歌群の位置付け

朗詠享受に見る『枕草子』『源氏物語』...岩佐美代子

 一 「朗詠」とその享受文化
 二 『枕草子』における享受
 三 『源氏物語』における享受
 四 享受相の成果と相違点、その由来

源氏物語と藤原氏の信仰―玉鬘の物語と八幡信仰―...鈴木宏昌

 はじめに
 一 光源氏の玉鬘への贈歌
 二 玉鬘の返歌と源氏の独詠歌
 三 源氏の歌の「三島江」の問題
 四 藤原氏の氏族伝承と八幡信仰
 五 玉鬘の物語と八幡信仰

弁の中将―本文異同と古註釈と史実と―...高田信敬

 一 左大臣家の公達
 二 異文管見
 三 古註釈
 四 史実からの照射
 五 再び「弁の中将」へ

もう一つの河内本源氏物語―慶應義塾大学図書館蔵「末摘花」帖と伝良経筆切をめぐって―...佐々木孝浩
 はじめに 
 一 慶應義塾大学図書館蔵「末摘花」帖について
 二 慶応本「末摘花」帖の僚帖を求めて
 三 伝良経筆本の復元的考察
 おわりに

京都大学本系統『紫明抄』校訂の可能性...田坂憲二

 はじめに
 一 『紫明抄』の伝本と系統
 二 京都大学本系統の本文の問題・桐壺巻から
 三 京都大学文学部本の修正・帚木空蟬夕顔巻から
 四 分冊の問題など
 おわりに

『浜松中納言物語』鑑賞の試み...藤原克己
 一 夢と転生
 二 対中国意識
 三 中納言と式部卿の宮
 四 春の夜の夢─無限思慕の物語─

九条家旧蔵本の行方─池田利夫「祖形本『浜松中納言物語』の写し手は誰」続々貂─...石澤一志
 はじめに
 一 鶴見本『浜松中納言物語』と九条家旧蔵本
 二 その後の九条家旧蔵本のゆくえ、あれこれ
 三 九条家旧蔵本補考(一)─『我が身にたどる姫君』『恋路ゆかしき大将』と『とりかへばや』
 四 九条家旧蔵本補考(二)─実践女子大図書館・早稲田大学図書館蔵『歌合集』をめぐって
 五 池田亀鑑と九条家本(一)─東海大学附属図書館桃園文庫から
 六 池田亀鑑と九条家本(二)─広島大学図書館蔵『古今著聞集』をめぐって
 七 天理大学附属天理図書館と宮内庁書陵部蔵 九条家旧蔵本群
 おわりに

『堤中納言物語』高松宮本グループの諸本の関係...三角洋一
 はじめに
 一 問題の定式化とその根拠
 二 イ注の考察
 三 高Ⅰ書写の「花桜折る中将」をめぐって
 四 高Ⅲ書写の「はなだの女御」をめぐって
 五 高Ⅱ書写の「逢坂越えぬ権中納言」をめぐって

大英博物館所蔵「伊勢物語画帖」の染筆者...辻英子

 大英博物館所蔵「伊勢物語画帖」について
 はじめに
 一 先行研究
 二 詞書の染筆者
 まとめ

平安文学と絵入り本...石川透
 一 はじめに
 二 平安文学作品と絵画
 三 他ジャンルの奈良絵本・絵巻
 四 制作者・制作時期の問題
 五 浅井了意と居初つな
 六 おわりに

〔漢文・学芸・仏教〕

養和元年の意見封事─藤原兼実「可依変異被行攘災事」を読む─...佐藤道生
 はじめに
 一 執筆の経緯(七月十三日)
 二 執筆の経緯(七月十四日)
 三 内容の検討(第一段)
 四 内容の検討(第二段と第三段)
 五 意見封事から窺われる読書の傾向
 六 『貞観政要』と『帝王略論』
 七 結語

李嶠百詠の詩学的性格をめぐって─『唐朝新定詩格』『評詩格』との関わりを中心に─...胡志昂
 はじめに
 一 百詠と三教珠英
 二 『唐朝新定詩格』と『評詩格』
 三 百詠と『新定詩格』
 おわりに 299

五山版『三註』考...住吉朋彦
 一 日本漢学と『三註』
 二 現存の五山版『三註』
 三 五山版『三註』の刊行とその版本
 四 五山版『三註』の修刻
 五 鈔本及び朝鮮本『三註』と五山版
 六 五山版『三註』の性格

『松蔭吟藁』について─室町時代一禅僧の詩集─...堀川貴司
 はじめに
 一 略伝
 二 諸本
 三 内閣本と続群本の内容
 四 序と本文との関係
 五 〔エ〕の配列
 終わりに

尺素往来の伝本と成立年代...小川剛生
 はじめに
 一 諸本の一覧と書誌
 二 第一類本と第二類本
 三 第一類本の性格─大永本の価値
 四 第二類本の性格 附 易林本
 五 作者について
 六 成立年代
 おわりに

『徒然草寿命院抄』写本考...小秋元段
 一 秦宗巴と『徒然草寿命院抄』の成立
 二 『寿命院抄』諸本をめぐるこれまでの研究
 三 『寿命院抄』の諸写本の書誌
 四 二系統の本文
 五 通勝の追記との関係
 六 『寿命院抄』の成立と通勝の関与

釈迦の涅槃と涅槃図を読む...小峯和明
 一 〈仏伝文学〉の世界
 二 日本の〈仏伝文学〉
 三 東アジアの〈仏伝文学〉
 四 涅槃の言説をめぐる
 五 涅槃の図像を読む
 六 『釈迦の本地』の涅槃図

[和歌]

〈景〉と〈情〉─後期万葉の歌表現─...池田三枝子
 序─問題の所在─
 一 「遥けし」
 二 「聞けば」
 三 「射水川 朝漕ぎしつつ 唱ふ舟人」
 四 当該歌の〈景〉と〈情〉
 結─〈景〉〈情〉の揺らぎ─

上東門院彰子と和歌─人間像への一視点─...今野鈴代
 はじめに
 一 彰子の和歌(一)─『後拾遺集』〜『新古今集』
 二 彰子の和歌(二)─『続後撰集』〜『新続古今集』・勅撰未入集歌
 三 彰子の和歌の特性
 四 史料の中の彰子像
 おわりに

俊成と紫式部歌をめぐる試論─『千載集』入集の紫式部歌を手がかりとして─...伊東祐子
 はじめに
 一 中古三十六歌仙の女性歌人の歌の勅撰集入集状況
 二 『千載集』入集の紫式部歌
 三 『新古今集』『新勅撰集』入集の紫式部歌
 四 『定家八代抄』『古来風体抄』の紫式部歌
 五 『千載集』の俊成歌の配列をめぐって
 六 『述懐百首』歌と紫式部歌
 結び

『源氏物語歌合』に関する若干の考察...中島正二
 はじめに
 一 成立時期について
 二 撰者について
 三 作者一覧および番の組み合わせについて
 おわりに

藤原定家の百人一首歌...渡部泰明
 はじめに
 一 「しるしの煙」
 二 須磨の連想
 三 『源氏物語』との関係
 四 連想の方法

自讃歌論のためのスケッチ─おいそれと作歌の参考にできそうなほど生易しいものでもない─...石神秀美
 一 糸口
 二 良経の本歌取りを少々...
 三 良経歌を解析してみよう
 四 顕徳院の宿願
 五 うらむ式子内親王・くどく慈円
 六 むすびー時代相

源季貞論続貂...平藤幸
 はじめに
 一 源季貞の系譜と生涯
 二 『平家物語』の季貞続貂
 三 季貞の和歌
 むすび

源親行の和歌の様相...中川博夫
 はじめに
 一 本歌取り
 二 『源氏物語』の影
 三 依拠歌及び類歌の位相Ⅰ
 四 依拠歌及び類歌の位相Ⅱ
 五 親行の詠作の断面─時流との相聞、失錯と新味
 六 親行詠と関東歌人の和歌及び京極派の和歌
 むすび

小沢蘆庵の和歌表現─歌ことば・歌枕を中心に─...久保田淳
 はじめに
 一 「霞のみを」の消長
 二 歌枕「ゆたのゝはら」
 三 複数の歌枕を取り合わせる問題
 四 『源氏物語』の一場面を詠むこと
 五 歌ことばとしての「薄暮」、「霧のまよひ」
 おわりに

[池田利夫氏 追悼の記]

硬い骨を持つひと...永井和子

執筆者一覧

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■執筆者一覧

秋山虔(あきやま・けん)
1924年・岡山県生。東京大学文学部国文学科卒業。東京大学名誉教授。著書『源氏物語の世界』(東京大学出版会、1954)、『古典をどう読むか』(笠間書院、2005)他。編著書『源氏物語大辞典』(角川学芸出版、2011)他。

池田三枝子(いけだ・みえこ)
1963年・東京都生。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。現在実践女子大学教授。論文「〈自然〉をつくる―宮都造営の表現─」(『古代文学』49、2010・3)「平城京―歌表現と政治理念―」(『国語と国文学』87-11、2010・11)他。

石川透(いしかわ・とおる)

1959年・栃木県生。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在慶應義塾大学教授。著書『入門 奈良絵本・絵巻』(思文閣出版、2010)他、編書『中世の物語と絵画』(竹林舎、2013)他。

石神秀美(いしがみ・ひでみ)
1952年・茨城県生。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。自営農家。論文「古今和歌集の『伊勢物語』」(中世文学と隣接諸学5『中世の学芸と古典注釈』竹林舎、2011)他。

石澤一志(いしざわ・かずし)
1968年・神奈川県生。鶴見大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在国文学研究資料館特任助教。著書、『京極為兼』(コレクション日本歌人選53・笠間書院、2012)、『為家卿集 瓊玉集 伏見院御集』(和歌文学大系64・明治書院、共著(担当:伏見院御集)、2014)他。

伊東祐子(いとう・ゆうこ)
1957年・長野県生。学習院大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(日本語日本文学)。現在都留文科大学非常勤講師。著書『藤の衣物語絵巻(遊女物語絵巻)影印・翻刻・研究』(笠間書院、1996)他、論文「平安時代の物語と絵の交渉について」(『講座源氏物語研究 第十巻』おうふう、2008)他。

岩佐美代子(いわさ・みよこ)
1926年・東京都生。女子学習院高等科卒業。文学博士。鶴見大学名誉教授。著書『京極派歌人の研究』(笠間書院、1974)『光厳院御集全釈』(風間書房、2000)他。

小川剛生(おがわ・たけお)
1971年・東京都生。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程退学。博士(文学)。現在慶應義塾大学准教授。著書『二条良基研究』(笠間書院、2005)、『武士はなぜ歌を詠むか─鎌倉将軍から戦国大名まで』、『中世の書物と学問』(山川出版社、2009)、『足利義満』(中央公論新社、2012)他。

久保田淳(くぼた・じゅん)
1933年・東京都生。東京大学大学院博士課程単位取得退学。文学博士。東京大学名誉教授。著書『新古今和歌集全注釈』全6巻(角川学芸出版、2011─12)他。論文「平安・鎌倉時代における二、三の名所について」(『日本学士院紀要』66―3、2012・3)

胡志昂(こ・しこう)
1955年・上海市生。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在埼玉学園大学教授。著書『奈良万葉と中国文学』(笠間書院、1998)他。論文「大津皇子の詩と歌─詩賦の興り、大津より始れり─」(『埼玉学園大学紀要・人間学部篇』第十三号、2013・12)他。

小秋元段(こあきもと・だん)

1968年・東京都生。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在法政大学教授。著書『太平記と古活字版の時代』(新典社、2006)他、論文「『太平記』における歴史叙述と中国故事」(『日本学研究』23、2013・12)他。

後藤祥子(ごとう・しょうこ)
1938年・島根県生。日本女子大学文学部卒・東京大学大学院修士課程修了。修士。日本女子大学名誉教授。著書『源氏物語の史的空間』(東京大学出版会、1986)、『袖中抄の校本と研究』(笠間書院、1985)、『元輔集注釈』(貴重本刊行会、1994)他。

小峯和明(こみね・かずあき)
1947年・静岡県生。早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。文学博士。現在、立教大学名誉教授、中国人民大学講座教授。著書 『説話の森』(岩波現代文庫、2001)、『中世法会文芸論』(笠間書院、2009)他。

今野鈴代(こんの・すずよ)
1943年・神奈川県生。鶴見大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。著書『『源氏物語』表現の基層』(笠間書院、2011)、論文「もう一人の一世源氏―允明の場合」(『国語国文』78-12、2009・12)他。

佐々木孝浩(ささき・たかひろ)
1962年・山口県生。慶應義塾大学大学院博士課程中退。文学修士。現在慶應義塾大学教授。論文「大島本源氏物語の書誌学的考察」・「二つの定家本源氏物語の再検討─「大島本」という窓から二種の奥入に及ぶ─」(『大島本源氏物語の再検討』和泉書院、2009)他。

佐藤道生(さとう・みちお)
1955年・東京都生。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。慶應義塾大学教授。著書『平安後期日本漢文学の研究』(笠間書院、2003)、『和漢朗詠集・新撰朗詠集』(和歌文学大系、共著、明治書院、2011)。

鈴木宏昌(すずき・ひろまさ)
1953年・神奈川県生。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在帝京大学教授。著書『源氏物語と平安朝の信仰』(新典社、2008)、論文「かけあひ」「階級」(『折口信夫事典』「折口名彙解説」大修館書店、1988)他。

住吉朋彦(すみよし・ともひこ)
1968年・東京都生。慶應義塾大学大学院修士課程修了。博士(文学)。現在慶應義塾大学教授。著書『中世日本漢学の基礎研究 韻類編』(汲古書院、2012)他、論文「国立歴史民俗博物館蔵五山版解題目録」(『国立歴史民俗博物館研究報告』186、2014・3)他。

高田信敬(たかだ・のぶたか)
1950年・岐阜県生。東京大学大学院博士課程中退。博士(文学)。現在鶴見大学教授。著書『源氏物語考証稿』(武蔵野書院、2010)、論文「橘道貞の下向―『赤染衛門集』管見―」(『国語国文』946、2013・6)他。

田坂憲二(たさか・けんじ)
1952年・福岡県生。九州大学大学院博士後期課程二年退学。博士(文学)。現在慶應義塾大学教授。著書『源氏物語享受史論考』(風間書房、2009)他、論文「『校異源氏物語』成立前後のこと」(『もっと知りたい 池田亀鑑と「源氏物語」』1、2011・5)他。

辻英子(つじ・えいこ)
1936年・群馬県生。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。元聖徳大学教授。著書『日本感霊録の研究』(笠間書院、1981)、『在外日本重要絵巻選』(笠間書院、2014)他。

永井和子(ながい・かずこ)
1934年・東京都生。学習院大学大学院人文科学研究科修士課程修了。学習院女子大学名誉教授。著書『寝覚物語の研究』(笠間書院、1968)、『源氏物語と老い』(笠間書院、1995)他。

中川博夫(なかがわ・ひろお)
1956年・東京都生。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在鶴見大学教授。著書『大弐高遠集注釈』(貴重本刊行会、2010)他、論文「鎌倉期関東歌壇の和歌─中世和歌表現史試論─」(『中世文学』59、2014・6)他。

中島正二(なかしま・しょうじ)
1964年・福岡県生。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。現在洗足学園中学高校教諭。共著『中世王朝物語『白露』詳注』(笠間書院、2006)、論文「勅撰集の死」(『藝文研究』95、2008・12)他。

平藤幸(ひらふじ・さち)

1975年・山形県生。鶴見大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在鶴見大学非常勤講師。共編著『平家物語 覚一本 全』(武蔵野書院、2013)他、論文「新出『平家物語』長門切―紹介と考察」(『国文学叢録』 笠間書院、2014・3)他。

藤原克己(ふじわら・かつみ)
1953年・広島県生。東京大学大学院博士課程退学。博士(文学)。現在東京大学大学院教授。著書『菅原道真と平安朝漢文学』(東京大学出版会、2001)、論文「「あくがる」再考―野分巻鑑賞のために―」(『むらさき』50、2013・12)他。

堀川貴司(ほりかわ・たかし)
1962年・大阪府生。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在慶應義塾大学教授。著書『書誌学入門 古典籍を見る・知る・読む』(勉誠出版、2010)、『五山文学研究 資料と論考』(笠間書院、2011)他。

三角洋一(みすみ・よういち)
1948年・岩手県生。東京大学大学院博士課程中途退学。博士(文学)。現在大正大学特命教授。著書『王朝物語の展開』(若草書房、2000)他、論文「『方丈記』の古本系諸本の関係」(『国語と国文学』89--5、2012・5)他。

渡部泰明(わたなべ・やすあき)

1957年・東京都生。東京大学大学院博士課程中退。博士(文学)。現在東京大学大学院教授。著書『中世和歌の生成』(若草書房、1999)、『和歌とは何か』(岩波書店、2009)他。


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