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2014年5月23日

 記事のカテゴリー : いただいた本・送られてきた本

●髙岡尚子編『恋をする、とはどういうことか? ジェンダーから考える ことばと文学』(ひつじ書房)

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岡﨑真紀子氏よりいただきました。

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恋をする、とはどういうことか?
ジェンダーから考える ことばと文学
髙岡尚子 編

A5判並製 224頁   定価1,800円+税
ISBN 978-4-89476-694-5
●版元公式サイト
http://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-89476-694-5.htm

【「恋」をキーワードに、ジェンダーの概念を用いて、文学作品やことばのあり方を考察する方法を示す。第一部は、ジェンダーに関する基礎概念を詳説した6章で構成されている。第二部では、西洋の神話・伝承物語から、近現代の恋愛・ロマンス小説、また、日本の短歌や中国の恋愛映画まで、「恋とジェンダー」をテーマに、各国文化と文学の読み方を提案している。ジェンダーの基礎のみならず、文学の新しい切り口にふれたい読者にとって有益な1冊。】

■目次


はじめに


第一部 「 ジェンダー」について考える

第一章 性の違いとはどういうことか?
  「 ジェンダー」と「セックス」
  男と女という分別
  「男女」という分別の具体例
  四つのカテゴリー
  ふたつの性があるとして、だから?
  「だから〜」の部分を切り離す
  「変わらない」ものか、「作り上げられた」ものか
用語解説  1. ジェンダーという概念とことば 2.「セックスとジェンダー」をめぐって
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第二章 ジェンダーはどのように表れるか?
  「 セックス」はふたつか?
  ヒトの性はどうやって決められるのか
   性自認=ジェンダー・アイデンティティ
   性役割=ジェンダー・ロール
  ステレオタイプ
   性別役割分業
  ジェンダー・バイアスとジェンダー・バランス
用語解説 1. トランス・ジェンダー 2. ジェンダー・イデオロギー
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第三章 性差はどのように考えられてきたか?
  「 女らしい女」・「男らしい男」という要請
  「外」と「内」、「生産」と「消費」の分別
   男女の住み分け―「公的空間」と「私的空間」
  「消費する」という行動とジェンダー
  「人権宣言」と「女権宣言」
  フェミニズム運動
用語解説 1. 主婦をめぐる問題 2. 階級
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第四章 「セクシュアリティ」にまつわる決まりごと
  「 女風呂」と「女遊び」
  「性」ということばの持つふたつの側面
  「女遊び」と「男遊び」
   性規範のダブルスタンダード
  「女社長」の持つニュアンス
  「男色」と「女色」
   性的指向
  性のあり方の多様性
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第五章 「 恋」と「恋愛」について考える―「恋をする」とはどういうことか―
  「 恋」は定義できるのだろうか?
  「恋」と「恋愛」は違うのか?
  「恋愛」と「性的指向」
  「クィア」というあり方
  「恋愛」と「性的経験」
   ロマンティック・ラヴ・イデオロギー
  「恋愛」と「結婚」
  次なる「関係性」の可能性とは?
用語解説 1. レズビアン連続体 2. サイボーグ
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第六章 フェミニズム・ジェンダー理論とその展開
  フェミニズム批評...「文学」と女性|「フェミニスト批評」と「ガイノ批評」|「 ガイネーシス批評」|「女性」であること
  「ジェンダー」理論の展開
  「ことば」と「ジェンダー」
  「ホモソーシャル理論」...「ホモセクシュアル」と「ホモソーシャル」|「男同士の絆」と「女」の立場
  「ポストコロニアル理論」
  「少女」・「少年」を考える...「少女」の文化|「女」が書く・「女」が読む|「少女文化」の研究|「少年」を考えること
用語解説 1. 魔女狩りと魔女裁判 2. ポルノグラフィー
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第二部 「ジェンダー」を読む

〈ことばと主体〉
自分の恋を語り、書くことをめぐる闘争
誰が恋をしているのか―和歌・ことば・主体―

〈類型への欲望〉
「 恋愛小説」は好きですか?
悪魔のようにハンサムな彼

〈語り直されるテクストとジェンダー〉
美女と野獣、騎士と精霊
誰に恋をするのか―神話と生きる今―

〈表象されるジェンダー〉
中国の足をめぐるエロティシズムとフェミニズム


おわりに、にかえて
ひとはなぜ愛にとらわれるか―恋愛という仕掛け―

執筆者紹介
索引

■著者紹介
【編者】髙岡尚子...奈良女子大学文学部言語文化学科准教授。専門研究分野はフランス文学/ジェンダーと文学。著書に『摩擦する「母」と「女」の物語―フランス近代小説にみる「女」と「男らしさ」のセクシュアリティ』(2014年、晃洋書房)など。 【執筆者】 岡﨑真紀子/小山俊輔/鈴木広光/髙岡尚子/中川千帆/野村鮎子/三野博司/吉田孝夫


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