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2014年5月23日

 記事のカテゴリー : いただいた本・送られてきた本

●井上泰至・長尾直茂・鄭炳説 編『日中韓の武将伝』アジア遊学173(勉誠出版)

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井上泰至氏よりいただきました。

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ISBN978-4-585-22639-0 C1320
刊行年月 2014年5月
判型・製本
A5判・並製 192 頁
●版元公式サイト
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100335

【戦争が生み出す英雄は、リスクを取って勝利する物語の魅力を放つ。またその戦略や統率のモラルは教育、会社、ひいては国家を考える重要な視角にもなりうる。戦争の人間学は、人文科学の重要な資源なのである。
本書では漢字文化圏であると同時に、個別に花開いていった日・中・韓の武将伝の「偏差」を浮かび上がらせ、三者を比較することにより、文化伝播の様相を総体的かつ相互交流的に捉える。】

●目次
提言―東アジアの武将伝という問題設定 井上泰至

日本―武将・武士
『義貞軍記』と武士の価値観 佐伯真一
江戸時代の武将伝の問題系 井上泰至
後藤又兵衛と堺 高橋圭一
〈薩琉軍記〉にみる武将伝 目黒将史
描かれた異国合戦―『絵本朝鮮軍記』『絵本和田軍記』の挿絵について 藤沢毅
朝鮮軍記物浄瑠璃作品における武将・小西行長像 原田真澄

中国―軍略家・武神 
日本漢詩文に見る楠正成像―諸葛孔明との関連において 長尾直茂
三国志の軍神像(関羽) 渡辺義浩
王守仁―いくさを嫌った名将 小島毅
道教における武神の発展―元帥神を中心に 二階堂善弘
中国の兵書 湯浅邦弘

韓半島―救国の英雄
東アジアにおける『三国志演義』の受容と展開―朝鮮の事例を中心に 染谷智幸
近代韓国語小説『壬辰兵乱清正実記』について 金時徳
英雄型武将の原型、金庾信 鄭在珉
文治政権下の武人像、林慶業 鄭炳説

●編著者プロフィール
井上泰至(いのうえ・やすし)
防衛大学校教授。専門は日本近世文学。
主な著書に『サムライの書斎』(ぺりかん社、2007年)、『恋愛小説の誕生』(笠間書院、2009年)、『雨月物語の世界』(角川学芸出版、2009年)、『秀吉の対外戦争』(金時徳と共著、笠間書院、2011年)、『江戸の文学史と思想史』(田中康二と共編、ぺりかん社、2011年)『江戸の発禁本』(角川学芸出版、2013年)などがある。

長尾直茂(ながお・なおしげ)
上智大学文学部教授。専門は中国古典学・日本漢学。
主な著書に新書漢文大系21『世説新語』(明治書院、2003年)、「中世における『新刊全相平話前漢書続集―清家文庫所蔵「漢書抄」への引用をめぐって―」(『漢文学 解釋與研究』第一二輯、汲古書院、2011年)、「近世漢文考證随筆管窺―夜半鐘声を題材として―」(『江戸の漢文脈文化』、2012年、竹林舎)などがある。

鄭炳説(じょん・びょんそる)
ソウル大学国文学科教授。専門は韓国古典小説。
主な著書に『私は技生である』(Munhakdongne、2007年)、『朝鮮の淫談悖説』(Yeok、2010年)、『権力と人間』(Munhakdongne、2012年)などがある。


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