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2014年4月 7日

 記事のカテゴリー : 新刊案内

●吉丸雄哉・山田雄司・尾西康充編著『忍者文芸研究読本』(笠間書院)

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5月上旬の刊行予定です。

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吉丸雄哉・山田雄司・尾西康充 編著『忍者文芸研究読本』(笠間書院)
ISBN978-4-305-70732-1 C0021
A5判・並製・カバー装・256頁・口絵4頁
定価:本体1,800円(税別)

「忍者像」はどのように創られたのか。

小説・芸能・漫画・映画...フィクションの世界における
忍者像を、国内外の視点から解き明かす!

【忍者の実像を明らかにすることは大事である。それと同様に、人々の心をとらえ、娯楽として楽しまれてきたフィクションの忍者の姿の研究もまた、大事である。人々が愛してきたその姿こそ、本当の忍者といえるのではないだろうか。フィクションのなかの忍者を研究することは、日本の文化や精神をあきらかにすることにつながり、また世界の中で忍者が、あるいは日本と日本人がどのように見られているのかを知る手がかりにもなると考えている。.........「はじめにかえて」より】

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■編者紹介

吉丸雄哉(よしまる・かつや)
三重大学人文学部准教授(日本近世文学)
*主要著書 『武器で読む八犬伝』(新典社、2008年)、『式亭三馬とその周辺』(新典社、2011年)、『鳥獣虫魚の文学史 虫の巻』(三弥井書店、2012年、共著)

山田雄司(やまだ・ゆうじ)
三重大学人文学部教授(日本古代・中世信仰史)
*主要著書 『崇徳院怨霊の研究』(思文閣出版、2001年)、『 跋扈する怨霊―祟りと鎮魂の日本史―』(吉川弘文館、2007年)、『日本思想史講座1 古代』(ぺりかん社、2012年、共著)

尾西康充(おにし・やすみつ)
三重大学人文学部教授(日本近代文学)
*主要著書 『北村透谷研究―「内部生命」と近代日本キリスト教』(双文社出版、2006年)、『田村泰次郎の戦争文学―中国山西省の従軍体験から』(笠間書院、2008年)、『『或る女』とアメリカ体験―有島武郎の理想と叛逆』(岩波書店、2012年)

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■ご予約・ご注文は版元ドットコムで
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-70732-1.html
または、直接小社まで、メールでinfo@kasamashoin.co.jpご連絡いただいても構いません。またはこちらのフォームで、購入希望としてご連絡ください(書名・冊数・お名前・ご住所・電話番号を明記してください)。
http://kasamashoin.jp/mailform.html
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【目次】

〈カラー口絵〉
伊賀流忍者博物館所蔵・沖森文庫 忍者浮世絵セレクション

はじめにかえて●吉丸雄哉

1 鼎談 史実の魅力、小説の魅力 --忍者小説の新たな地平
和田 竜(作家・『忍びの国』『のぼうの城』他)×
川上仁一(伊賀流忍者博物館名誉館長・三重大学特任教授・最後の忍者)×
山田雄司(三重大学教授・忍者研究)

各論を読む前に知っておきたい 忍者関連作品史●吉丸雄哉

2 日本のなかの忍者

「しのび」の実像●山田雄司
忍者とはなにか --ある忍者説話の形式を通じて--●吉丸雄哉
【コラム】芭蕉忍者説の検討●牧 藍子
『児雷也豪傑譚』から『NARUTO』へ●佐藤至子
歌舞伎のなかの忍術●光延真哉
【コラム】三遊亭円朝と忍術●延広真治
村山知義『忍びの者 序の巻』●尾西康充
山田風太郎が描いた忍者●谷口 基
【コラム】児童文学の忍者●石井直人
忍者漫画の"革命" --白土三平から相原コージ『ムジナ』へ●小澤 純

3 海外からみた忍者

Ninjaになった日本の忍者●井上稔浩
【コラム】中華圏映画に暗躍する忍者●秦 剛
外国人の目から見た忍者●クバーソフ・フョードル
【コラム】中国における日本の忍法文学●関 立丹

4 忍者を知るためのガイド

忍者研究主要文献ガイド1 江戸時代〜昭和三十年代●吉丸雄哉
忍者研究主要文献ガイド2 昭和三十年代以降●池田裕
忍者関連主要作品年表 江戸時代●吉丸雄哉
忍者関連主要作品年表 明治〜現代まで●吉丸雄哉・池田裕
全国忍者関連施設ガイド

5 忍者の心得を読む[史料紹介]

「当流奪口忍之巻註」を読む[解説と翻刻]●山田雄司

執筆者プロフィール
編集後記 /奥付

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吉丸雄哉・山田雄司・尾西康充編著
『忍者文芸研究読本』
http://kasamashoin.jp/2014/04/post_2888.html

伊賀忍者研究会編・山田雄司監修
『忍者の教科書 新萬川集海』
http://kasamashoin.jp/2014/01/post_2805.html

この2冊のパンフレットを作りました。

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PDFでご覧になる場合はこちら。
http://kasamashoin.jp/shoten/ninja_set.pdf

パンフレットの現物も送料無料でお送りいたします。
以下までご一報ください。

お待ちしております。

【連絡先】
〒101-0064
東京都千代田区猿楽町2-2-3
笠間書院 WEB編集部 
●メール
info@kasamashoin.co.jp

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■著者紹介

池田裕(いけだ・ひろし)
大阪府立枚方津田高等学校教諭(忍者史)
*執筆・著書 「伊賀忍者篇」(『歴史読本』2004年8月号・特集 忍びの戦国史)、「コラム 七方出」(『図説・日本武器集成 決定版』学習研究社、2005年)、『忍者の教科書 新萬川集海』(伊賀忍者研究会編、笠間書院、2014年)

石井直人(いしい・なおと)
白百合女子大学児童文化学科教授(児童文学)
*主要論文 「現代児童文学の条件」(『日本の児童文学4 現代児童文学の可能性』日本児童文学学会編、東京書籍、1998年)、「ヤングアダルト文学」(平成21年度 国際子ども図書館児童文学連続講座講義録『いつ、何と出会うか~赤ちゃん絵本からヤングアダルト文学まで』2010年)

井上稔浩(いのうえ・としひろ)
三重大学人文学部教授(アメリカ文学)
*主要論文 "Steinbeck's Man-made Man," John Steinbeck's Global Frameworks, Yoshifumi Kato et al eds., Osaka Kyoiku Tosho, 2007.、「アタの親族はあなた方を待っている―「書く」という行為の目論見―」(大井浩二監修『異相の時空間』英宝社、2011年)

小澤 純(おざわ・じゅん)
慶應義塾志木高等学校教諭、早稲田大学・恵泉女学園大学非常勤講師(日本近現代文学)
*主要論文 「イコンとアイコン―太宰治と〈現代文学〉試行―」(斎藤理生・松本和也編『新世紀 太宰治』双文社出版、2009年)、「「田舎者」が〈故郷〉を書き散らすまで―初期太宰文学における〈葛西善蔵〉表象の考察―」(『昭和文学研究』64号、2012年)、「可能世界からの〈太宰治〉―高橋源一郎『官能小説家』試論」(『太宰治スタディーズ』別冊1号、 2013年)

関 立丹(かん・りったん)
北京語言大学外国語学院日本語科教授(日本近代文学)
*主要著書・論文 『武士道と日本近現代文学』(中国社会科学出版社、2009年)、「日本国民文学における「道」」( 『社会科学戦線』2009年5月号)、『日本古典文学史』(共著、北京語言大学出版社、2013年)

クバーソフ・フョードル(Feodor Kubasov)
三重大学人文学部研究生(日本武芸の文化・民俗)

佐藤至子(さとう・ゆきこ)
日本大学文理学部教授(日本近世文学)
*主要著書  『江戸の絵入小説』(ぺりかん社、2001年)、『山東京伝』 (ミネルヴァ書房、2009年)、『妖術使いの物語』(国書刊行会、2009年)

秦 剛(しん・ごう)
北京外国語大学北京日本学研究センター副教授(日本近代文学)
*主要論文 「原発建設時代の日本のSFアニメ」(『大衆文化』2012年4月)、「芥川龍之介上海観劇考」(『芥川龍之介研究』第5、6合併号、2012年9月)、「『戯曲蟹工船』と中国東北部の「留用日本人」――中日戦後史を結ぶ「蟹工船」」(『多喜二の文学、世界へ』、小樽商科大学出版社、2013年3月)

谷口 基(たにぐち・もとい)
茨城大学人文学部准教授(日本近現代文学)
*主要著書 『戦前戦後異端文学論―奇想と反骨』(新典社、2009年)、 『戦後変格派・山田風太郎―敗戦・科学・神・幽霊』(青弓社、2013年)、『変格探偵小説入門―奇想の遺産』(岩波書店、2013年)

延広真治(のぶひろ・しんじ)
東京大学名誉教授(舌耕文芸)
*主要著書 『落語怪談咄集』(岩波書店、『新日本古典文学大系 明治編』、2006年)、『江戸落語』(講談社、2011年)、『円朝全集』五巻(岩波書店、2013年、二村文人氏と共編著)

牧 藍子(まき・あいこ)
鶴見大学文学部日本文学科専任講師(日本近世文学)
*主要論文 「連句における「ぬけ」―談林俳諧を中心に―」(『国語国文』第79巻第5号、2010年5月)、「元禄俳諧における付合の性格―当流俳諧師松春を例として―」(『連歌俳諧研究』第121号、2011年9月)、「享保期の不角の月次興行の性格」(『国語と国文学』第90巻第9号、2013年9月)

光延真哉(みつのぶ・しんや)
東京女子大学現代教養学部准教授(日本近世文学・歌舞伎)
*主要著書 『江戸の声―黒木文庫でみる音楽と演劇の世界―』(東京大学出版会、2006年、共著)、『江戸歌舞伎作者の研究 金井三笑から鶴屋南北へ』(笠間書院、2012年)、『大学生のための文学トレーニング 古典編』(三省堂、2013年、共編著)


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