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2013年12月12日

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●中嶋隆氏『廓の与右衛門控え帳 』が文庫化、小学館文庫へ。

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第八回小学館文庫小説賞を受賞した、中嶋隆氏『廓の与右衛門控え帳 』(小学館)が文庫化されました(小学館文庫)。

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廓の与右衛門 控え帳 (小学館文庫 な 21-1) [文庫]
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【遊廓を舞台にした艶物時代小説、登場!

かつて江戸柳生道場の四天王の一人と言われ、吉原では「闇夜の歳三」の名もあった大木歳三。吉原で三笠太夫のために人を殺め、京都・島原遊郭に移ってきた。歳三は、大門開閉の務めのために大門脇の番屋に詰める「与右衛門」とも呼ばれていた。
与右衛門の前に現れた若者は、佐山甚四郎と言い、太夫の初音の弟だった。その甚四郎が、何者かに殺される。そして、初音から父親の仇を取りたいと聞かされ、その相手が初音の客の一人である楽隠居の見斎、すなわち藁谷右近だと知る。初音に自分が仇であることを知らされた見斎は、初音の父親と親しくなる余り、佐山一家が切支丹であることを知り、逆に斬りつけられたのだと言うのだった。見斎は、脇差しを己の腹に差し、初音を昨日身請けして自由の身にさせたことを告げて果てた。
与右衛門は、甚四郎を殺した犯人に迫るのだった。(「第一章 男傾城」)
美しき女たちが集うきらびやかな遊廓を舞台に、欲にまみれた男やいうに言われぬ人情の絡みから起こる厄介事を与右衛門が解決していく。
第八回、小学館文庫小説賞を受賞した艶物時代小説が、ついに文庫化!】

文庫: 252ページ
出版社: 小学館 (2013/12/6)
言語: 日本語
ISBN-10: 4094088822
ISBN-13: 978-4094088823
発売日: 2013/12/6

中嶋 隆 (ナカジマ タカシ)
1952年、長野県生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。大谷女子大学専任講師、横浜国立大学助教授を経て、現在、早稲田大学教授。
著書に『西鶴と元禄メディア』(NHK出版、2011年笠間書院(新版))、『初期浮世草子の展開』(若草書房)、『西鶴と元禄文芸』(若草書房)、『都の錦集』(国書刊行会)、『世間子息気質・世間娘容気』(社会思想社)、『初期浮世草子集』(古典文庫)、『講座 日本文学と仏教』(共著 岩波書店)、『八文字屋本全集』(共編 汲古書院)、『週刊朝日百科 好色一代男』(編著 朝日新聞社)、『西鶴と浮世草子研究 第一号』(共編 笠間書院)、『浮世祝言揃』(太平書屋)、『好色日用食性』(太平書屋)ほか。小説『廓の与右衛門控え帳』(小学館)で第八回小学館文庫小説賞を受賞。


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