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2013年12月 4日

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●文科省の大型研究計画「日本語の歴史的典籍のデータベースの構築」は「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」と名を変え平成26年度の概算要求へ

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以前より本ブログで取り上げていた、文科省の大型研究計画「日本語の歴史的典籍のデータベースの構築」のその後です。

前回この件について触れた記事は以下になります。
●文部科学省が、「日本語の歴史的典籍のデータベースの構築」についての事前評価を公表
http://kasamashoin.jp/2012/10/post_2461.html

その後ですが、平成25年度の予算請求では「落選」した模様で、その経緯は、国文学研究資料館の「館長あいさつ」のページに書かれています。
http://www.nijl.ac.jp/pages/outline/gree.html

【国文学研究資料館では、昨年、学術会議の提言に基づく計画を作成し、学術審議会のヒアリングを経て、25年度から10年間にわたる大型プロジェクトとしての概算要求をおこないました。残念ながら、25年度の「大規模学術フロンティア促進事業」の選には漏れましたが、幸いにも26年度に向けて再チャレンジへの準備経費が計上されました。

館ではそれを受けて、新組織「古典籍データベース研究事業センター」を立ち上げ、特任教授1名以下、特任准教授、ポスドク研究員等を任用、事務部門も新設して、事業を開始すると同時に、来年度「フロンティア促進事業」採択に向けての準備に専念します。

この事業は、館創設以来の調査・収集事業、古典籍総合目録データベース作成というこれまでの事業の総決算でもあり、50周年に向けてその実現にたゆみない努力を続けていく所存です。】

※新組織「古典籍データベース研究事業センター」には、特任教授・山本 和明氏、准教授・北村 啓子氏の名があります。
http://www.nijl.ac.jp/pages/research/list.html#section03

26年度予算要求にむけて、文科省のサイトには、以下が掲載されました。
●大型研究計画に関する評価について(報告)「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」(平成25年9月6日)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/toushin/1341198.htm

事業期間は平成26年度から平成35年度の10年間。
予算総額は10年(H26-35)で88億。
前回計画より一歩進んだのは、利用頻度の高い15,000点に関しては、目次・人名・地名情報を付すとしたことと、テキスト化の実証実験が追記されているところでしょうか。

加えて、拠点大学として20の大学が選ばれています。
○平成27年度設置
北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、早稲田大学、慶應義塾大学、同志社大学
○平成30年度設置
筑波大学、お茶の水女子大学、神戸大学、奈良女子大学、広島大学、立命館大学、関西大学、立教大学、國學院大學、大谷大学

上記の計画は文科省の平成26年度概算要求に盛り込まれました。
●資料3-1-1 平成26年度概算要求について・PDF
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/siryo/__icsFiles/afieldfile/2013/10/11/1340151_3.pdf

以上が現在の状況です。

また最近、今西祐一郎氏(国文学研究資料館館長)が、「画像の効用」と題して、立命館大学で講演を行っています。
●立命館大学文学研究科・文化情報学専修連続講演会(第六回)
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/GCOE/info/2013/11/post-100.html

【概要:
『国書総目録』の出現は書誌研究、文献研究を大きく進歩させた。その後、国文学研究資料館による『古典籍総合目録』の作成、さらに両目録を併せたデータベース、「日本古典籍総合目録データベース」の完成と公開は、その利便性を飛躍的に向上させた。
しかし、そこから得られる情報は決して万全ではない。たとえば、その本には挿絵があるのかどうか、平仮名で書かれているのか片仮名で書かれているのか、といった情報は欠けている。それらを補うのは、画像データベースである。
実例に即しながら、画像の効用について考える。】

ツイッターのハッシュタグ「#立命ARC6」で当日の講演内容の片鱗をうかがうことができます。

→「(メモ)「画像の効用」立命館大学文化情報学専修連続講演会(第6回)@ARC」 / egamiday 3、参照のこと。
http://egamiday3.seesaa.net/article/382741727.html

★★★追記(2013.12.6)★★★

国文学研究資料館のサイトに、「歴史的典籍に関する大型プロジェクト」というページが出来ていました(2013/12/3)。

http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/index.html


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