山田夏樹『ロボットと<日本> 近現代文学、戦後マンガにおける人工的身体の表象分析』(立教大学出版会・〈発売:有斐閣〉)

立教大学総長 吉岡知哉氏よりいただきました。
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山田夏樹
『ロボットと<日本> 近現代文学、戦後マンガにおける人工的身体の表象分析』
(立教大学出版会・〈発売:有斐閣〉)
A5版・上製・312ページ
出版年 2013年3月発行
価格 4200円+税
内容 手塚治虫、横山光輝、梶原一騎、藤子不二雄、中上健二、村上 龍、村上春樹など戦後日本を代表する漫画家、作家による作品を取り上げ、ロボットとサイボーグなどの人工的身体の表象分析を通じて、進展していくテクノロジー環境のなかで、身体感覚がどのように変容しているのかを読み解く。マンガにおいては、登場人物がどのように性、死、内面、成長などの身体性をもちうるのか否かを、また作家においては、<偽史>という<物語>にどう対応していったかを中心に論じる。
【目次】
第Ⅰ部 〈大きな物語〉と人工的身体
 –〈記号の身体〉/〈生身の身体〉の流動性–
第1章 〈生身の身体〉の前景化の過程–手塚治虫、横山光輝、梶原一騎
第2章 〈記号の身体〉の顕在化–藤子不二雄A、藤子・F・不二雄
第Ⅱ部 〈偽史〉と人工的身体
 –アメリカ、アジアの中の〈日本〉–
第3章 〈偽史〉の創出とその戯画化–中上健次、村上龍
第4章 〈サブカルチャー的想像力〉とその臨界–村上春樹
補 編集される記憶と「家族の物語」
 –小川洋子「博士の愛した数式」におけるサイボーグ的表象