木村陽子『安部公房とはだれか』(笠間書院)

5月中旬の刊行予定です。
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木村陽子『安部公房とはだれか』(笠間書院)
ISBN978-4-305-70692-8 C0093
定価:本体1,700円(税別)
四六判・並製・カバー装・312頁+口絵折込1丁
文学革命の旗手・公房は
今日の想像をはるかに超えて
「マルチな男」だったのであるーー
小説のみならず、演劇、映画、
ラジオドラマ、テレビドラマまで自ら手掛けた、
メディア・アートの先駆者、安部公房。
その多彩な表現活動を分析しつつ、
生涯を俯瞰する、安部公房入門書。
【彼は〈小説家〉を起点としながらも、むしろそこからどれだけ遠くにまで跳躍できるかということを、彼自身が楽しみながら飽くなき挑戦をつづけたのである。既成ジャンルの破壊と、先駆的なものの創造! そこにこそ表現者・安部公房の真価がある、というのが本書の主張である。】…第一部第一章より
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【著者紹介】
木村陽子(きむら・ようこ)
1972年、東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専攻は日本語・日本文化。早稲田大学演劇博物館グローバルCOE研究生等を経て、現在、埼玉東萌短期大学非常勤講師。共著に『中国の近代化』(2012年、桜美林大学北東アジア総合研究所)、『近現代日本文学史』(2013年、華東理工大学出版社)等。
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【目次】
第一部 安部公房とはなにものか
第一章 〈リテラリー・アダプテーション〉という思想
 一 『砂の女』の作者
 二 マルチメディア・アートの先駆者
 三 〈リテラリー・アダプテーション〉という思想
 四 世界の「ABE・KOBO」へ
第二章 マルチメディア演劇への道
 一 演劇との出会い
 二 演劇のメディア特性
 三 〈トータル〉への欲望
 四 アメリカへの挑戦
 五 〈リテラリー・アダプテーション〉の終焉
第二部 作品論への誘い
第一章 『壁あつき部屋』論–罪責のゆくえを追う–
第二章 戯曲『どれい狩り』論–「主役」としての肖像画–
第三章 『砂の女』論–「死と性病」の再考から–
主要参考文献
あとがき
索引(人名・書名・作品名)
コラム
〈子ども向け〉作品一覧(7作) 音楽劇作品一覧(20作) 多彩な交友関係 〈リテラリー・アダプテーション〉主要作品一覧 『狼が二匹やってきた』考 生涯最大のライバルとは 千田是也との共同制作 安部真知・主要舞台作品一覧(安部スタジオ公演を除く) 『壁あつき部屋』〈初稿形〉あらすじ