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2013年3月12日

 記事のカテゴリー : 新刊案内

●小峯和明『東奔西走 中世文学から世界の回路へ』(笠間書院)

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4月上旬の刊行予定です。

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小峯和明『東奔西走 中世文学から世界の回路へ』(笠間書院)
ISBN978-4-305-70691-1 C0095
定価:本体1,900円(税別)
四六判・上製・カバー装・292頁

何をどう研究してきたのか。その神髄を伝えるエッセイ集。
今まで論文集などに収めることができなかったエッセイなど32編を収載。
西へ東へ、「忘れ得ぬ多くの人」に出会い、貴重な資料にも巡りあってきた著者の記録。
これからの研究者への指針ともなる書。略歴と著作論文目録も収載。

【今後も知力と体力の続く限り研究を続けるだろうし、これで終わりではないが、ひとまずの区切りとしたい。研究に打ち込み、文章を書いていくのは個人の営みではあるが、それが多くの人に支えられてあることを今さらながらに認識させられている。ことに研究は過去の営々たる遺産や成果を受け継ぐことなしにはありえない。過去も未来も見ぬ世の人とのつらなりに自らもある。研究は一人でやるものではなく、協働こそが研究の神髄であろう。今まで小さな研究会や共同研究を中心に活動してきたのもそういう信念からである。】......はしがきより

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【著者紹介】
小峯和明(こみね・かずあき)KOMINE Kazuaki
1947年生まれ。立教大学文学部教授。早稲田大学大学院修了。日本中世文学、東アジア比較説話専攻。物語、説話、絵巻、琉球文学、法会文学など。著作に『説話の森』(岩波現代文庫)、『説話の声』(新曜社)、『説話の言説』(森話社)、『今昔物語集の世界』(岩波ジュニア新書)、『野馬台詩の謎』(岩波書店)、『中世日本の予言書』(岩波新書)、『今昔物語集の形成と構造』『院政期文学論』『中世法会文芸論』(笠間書院)、『東洋文庫809 新羅殊異伝』(共編訳)などがある。
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■ご予約・ご注文は版元ドットコムで
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-70691-1.html
または、直接小社まで、メ―ルで info@kasamashoin.co.jp ご連絡いただいても構いません。またはこちらのフォ―ムで、購入希望としてご連絡ください(書名・冊数・お名前・ご住所・電話番号を明記してください)。
http://kasamashoin.jp/mailform.html
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【目次】

はしがき―「人の交わりにも季節あり」

Ⅰ 中世文学から世界の回路へ
1 文学研究の意義 古典文学の立場から
2 古典学の再構築をめざして 平安文学研究の内なる〈他者性〉
3 異文化交流の文学史へ 海外資料調査と国際会議
4 中世文学から世界の回路へ
5 立教大学日本学研究所のこと

Ⅱ 欧米を往く
1 イェール大学蔵・日本文書コレクション目録解題
2 ワシントン議会図書館の和古書資料
3 議会図書館及びイェール大学所蔵朝河収集本をめぐって
4 ニューヨークと絵巻
5 在米絵巻訪書おぼえがき
6 チェスタービーティー・ライブラリィ所蔵 絵巻・絵本解題目録稿

Ⅲ アジアを往く
1 台北の民間劇場
2 柳絮舞ふ街で 北京の七十九日
3 戒台寺の一夜
4 台北・北京における和古書及び絵画資料についての覚え書き
5 中国古塔千年紀 遼の面影をもとめて
6 塔は時空を越えて。
7 馬耳山のお堂の壁画
8 東アジア・〈知〉の遊学のために 三冊の本

Ⅳ 日本を往く
1 男の穂高
2 高知県立図書館「山内文庫」
3 琉球文学への旅
4 石垣市立八重山博物館
〈新聞記事〉沖縄タイムス記事「ポーランドに琉球絵巻」(2004.9.7)
5 『袋中上人フォーラム』レポート 来琉四〇〇年・その歴史的意義を考える
6 尼寺と蔵書 宝鏡寺の場合
7 尼寺の調査と源氏物語
8 文庫調査から見る近代
9 メディアと文学表現 大会シンポジウム報告
10 異文化交流と翻訳の東西
11 受賞と大曽根先生の思い出
12 川平均ちゃんから川平ひとしへ
13 鎌倉を歩く 新入生歓迎文学散歩

○初出一覧
○小峯和明略歴
○小峯和明・著作論文目録


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