佐藤泰正編『女流文学の潮流』(笠間書院)

3月上旬の刊行予定です。
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女流文学の潮流
梅光学院大学公開講座論集61
佐藤泰正編
ISBN978-4-305-60262-6 C0395
定価:本体1,000円(税別)
四六判・並製・カバー装・196頁
女流文学の過去、現在、そして未来ーー
奈良時代から現代まで、女流文学の潮流を
9名の論者が追究する。
■編者プロフィール
佐藤泰正(さとう・やすまさ)
1917年生。梅光学院大学客員教授。文学博士。著書に『日本近代詩とキリスト教』(新教出版社)、『夏目漱石論』(筑摩書房)、『佐藤泰正著作集』全13巻(翰林書房)、『これが漱石だ。』(櫻の森通信)、『中原中也という場所』(思潮社)ほか。
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【目次】
●感性のことなど
川上未映子
●大人になるは厭やな事–「たけくらべ」の表現技巧–
山田有策
●土屋斐子「和泉日記」の魅力とは
板坂耀子
●『紫式部日記』清少納言批判をどう読むか
 –紫式部の女房としての職掌意識を想像しつつ–
安道百合子
●笠女郎の相聞歌–大伴家持をめぐる恋–
島田裕子
●三浦綾子論–苦痛の意味について–
奥野政元
●二人の童話作家–あまんきみこと安房直子–
村中李衣
●そのとき女性の詩が変わった
渡辺玄英
●女性の勁さとは何か–あとがきに代えて–
佐藤泰正
執筆者プロフィール
【執筆者一覧】
川上未映子(かわかみ・みえこ)
1976年生。作家。2007年「わたくし率イン歯–、または世界」(『早稲田文学0』)で早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞。2008年『乳と卵』(文藝春秋)で芥川賞。他に『ヘヴン』、『すべて真夜中の恋人たち』(ともに講談社)など。
山田有策(やまだ・ゆうさく)
1943年生。東京学芸大学名誉教授。著書に『深層の近代—-鏡花と一葉』(おうふう)、『幻想の近代—-逍遙・美妙・柳浪』(おうふう)、『制度の近代—-藤村・鴎外・漱石』(おうふう)など。
板坂耀子(いたさか・ようこ)
1946年生。福岡教育大学名誉教授。博士(文学)。著書に『江戸の紀行文』(中公新書)、『平家物語』(同上)、『江戸の女、いまの女』(葦書房)、『動物登場』(弦書房)、『私のために戦うな』(同上)など。
安道百合子(あんどう・ゆりこ)
1969年生。梅光学院大学准教授。共著に『文系のための情報処理入門』(和泉書院)、論文に「「まだふみもみず」考–小式部内侍「大江山」歌説話教材の要点–」(日本文学研究47号梅光学院大学)ほか。
島田裕子(しまだ・ゆうこ)
1949年生。梅光学院大学教授。「大伴家持の研究–春愁三首へ至る表現と詩精神の構造–」(『古代研究14』)「雪の日の肆宴歌」(『セミナー万葉の歌人と作品第八巻』)「第四期万葉人の歌学び–女歌を中心として–」(戸谷高明編『古代文学の思想と表現』)など。
奥野政元(おくの・まさもと)
1945年生。梅光学院大学特任教授。著書に『中島敦論考』(桜楓社)、『芥川龍之介論』(翰林書房)などがある。その他森鴎外、夏目漱石、遠藤周作についての論文がある。
村中李衣(むらなか・りえ)
1958年生。梅光学院大学文学部教授。著書に『絵本の読みあいからみえてくるもの』(ぶどう社)、『こころのほつれ、なおし屋さん。』(クレヨンハウス)、『なんかヘンだを手紙で伝える』(玉川大学出版局)など。
渡辺玄英(わたなべ・げんえい)
1960年生。梅光学院大学講師。読売新聞(西部本社)詩時評連載中。著書に詩集として『破れた世界と啼くカナリア』(思潮社)、『火曜日になったら戦争に行く』(思潮社)、『海の上のコンビニ』(思潮社)など。