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2012年11月13日

 記事のカテゴリー : 新刊案内

●辰巳正明『懐風藻全注釈』(笠間書院)のパンフレットを作りました

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辰巳正明『懐風藻全注釈』(笠間書院)のパンフレット(チラシ)を作りました。

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ご入り用の方は送料無料でお送りいたしますので、info@kasamashoin.co.jpまで、「『懐風藻全注釈』パンフレット希望」として、お名前、郵便番号、住所をお書き添えの上、ご連絡ください。
お待ちしております。

以下にPDFでも公開いたします。
こちらからダウンロードしてください

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70597_k.jpg

辰巳正明『懐風藻全注釈』
ISBN978-4-305-70597-6 C0095
A5判・上製・函入・558頁(口絵カラー2頁含)
定価:本体12,000円(税別)

漢字文化圏における東アジア文学史のなかで「懐風藻」はどう位置づけられるか。
古代日本人が初めて詠んだ漢詩、現存最古の漢詩集の全注釈。

本書は、「懐風藻」の漢語が『文選』および李善注に覆われており、
また漢魏・六朝の個人詩集や楽府詩も『文選』に並んで多くの出典を持つということを明らかにした。
多くの漢字文献を背景として「懐風藻」の成立があったことを示した、最新の全注釈。

底本は、群書類従第百二十二(続群書類従完成会)の版本『懐風藻』に基づく。また群書類従第百二十二の活字本『懐風藻』の書き入れを参照して、底本間の校異を行ってある。

東アジア漢詩の貴重な文化遺産を知る書。

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■著者プロフィール

辰巳正明(たつみ・まさあき)

1945(昭和20)年北海道生まれ。國學院大學文学部教授。博士(文学)。
著書に、『万葉集と中国文学』、『万葉集と中国文学 第二』、『詩の起原』、『万葉集に会いたい。』、『詩霊論』、『短歌学入門』、『折口信夫』、『山上憶良』[コレクション日本歌人選]、『万葉集の歴史 日本人が歌によって築いた原初のヒストリー』(以上、笠間書院)、『万葉集と比較詩学』(おうふう)、『悲劇の宰相 長屋王』(講談社選書メチエ)、『歌垣 恋歌の奇祭をたずねて』(新典社)などがある。編著に『懐風藻 漢字文化圏の中の日本古代漢詩』、『懐風藻 日本的自然観はどのように成立したか』(以上、笠間書院)、『郷歌 注解と研究』(新典社)、『万葉集歌人集成』(講談社)などがある。
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■ご予約・ご注文は版元ドットコムで
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-70597-6.html
または、直接小社まで、メールで info@kasamashoin.co.jp ご連絡いただいても構いません。またはこちらのフォームで、購入希望としてご連絡ください(書名・冊数・お名前・ご住所・電話番号を明記してください)。
http://kasamashoin.jp/mailform.html
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【目次】

懐風藻解題
[成立と背景/詩形と詩題/対句表現/時代区分/出典語彙の傾向/懐風藻の伝来/懐風藻研究の基本図書]

凡例

懐風藻序
目録
一 大友皇子二首 伝記
 1 五言侍宴一絶
 2 五言述懐一絶
二 河嶋皇子一首 伝記
 3 五言山斎一絶
三 大津皇子四首 伝記
 4 五言春苑宴一首
 5 五言遊猟一首
 6-1 七言述志
 6-2 後人聯句
 7 五言臨終一絶
四 釈智蔵二首 伝記
 8 五言翫花鶯一首
 9 五言秋日言志一首
五 葛野王二首 伝記
 10 五言春日翫鶯梅一首
 11 五言遊龍門山一首
六 中臣朝臣大嶋二首
 12 五言詠孤松一首
 13 五言山斎一首
七 紀朝臣麻呂一首
 14 五言春日応詔一首
八 文武天皇三首
 15 五言詠月一首
 16 五言述懐一首
 17 五言詠雪一首
九 大神朝臣高市麻呂一首
 18 五言従駕応詔一首
一〇 巨勢朝臣多益須二首
 19 五言春日応詔二首
 20 (五言春日応詔)
一一 犬上王一首
 21 五言遊覧山水一首
一二 紀朝臣古麻呂二首
 22 七言望雪一首
 23 五言秋宴 得声清驚情四字一首
一三 美努連浄麻呂一首
 24 五言春日応詔一首
一四 紀末茂一首
 25 五言臨水観魚一首
一五 釈弁正二首 伝記
 26 五言与朝主人
 27 五言在唐憶本郷一絶
一六 調忌寸老人一首
 28 五言三月三日応詔一首
一七 藤原朝臣史五首
 29 五言元日応詔一首
 30 五言春日侍宴応詔一首
 31 五言遊吉野二首
 32 (五言遊吉野)
 33 五言七夕一首
一八 荊助仁一首
 34 五言詠美人一首
一九 刀利康嗣一首
 35 五言侍宴一首
二〇 伊与部馬養一首
 36 五言従駕応詔一首
二一 大石王一首
 37 五言侍宴応詔一首
二二 田辺史百枝一首
 38 五言春苑応詔一首
二三 大神朝臣安麻呂一首
 39 五言山斎言志一首
二四 石川朝臣石足一首
 40 五言春苑応詔一首
二五 山前王一首
 41 五言侍宴一首
二六 采女朝臣比良夫一首
 42 五言春日侍宴応詔一首
二七 安倍朝臣首名一首
 43 五言春日応詔一首
二八 大伴宿祢旅人一首
 44 五言初春侍宴一首
二九 中臣朝臣人足二首
 45 五言遊吉野宮二首
 46 (五言遊吉野宮)
三〇 大伴王二首
 47 五言従駕吉野宮応詔二首
 48 (五言従駕吉野宮応詔)
三一 道公首名一首
 49 五言秋宴一首
三二 境部王二首
 50 五言宴長王宅一首
 51 五言秋夜山池一首
三三 山田史三方三首
 52 五言秋日於長王宅宴新羅客一首并序
 53 五言七夕一首
 54 五言三月三日曲水宴一首
三四 息長真人臣足一首
 55 五言春日侍宴
三五 吉智首一首
 56 五言七夕一首
三六 黄文連備一首
 57 五言春日侍宴一首
三七 越智直広江一絶
 58 五言述懐
三八 春日蔵老一絶
 59 五言述懐
三九 背奈王行文二首
 60 五言秋日於長王宅宴新羅客一首 賦得風字
 61 五言上巳禊飲応詔
四〇 調忌寸古麻呂一首
 62 五言初秋於長王宅宴新羅客
四一 刀利宣令二首
 63 五言秋日於長王宅新羅客宴一首 賦得稀字
 64 五言賀五八年
四二 下毛野朝臣虫麻呂一首
 65 五言秋日於長王宅宴新羅客一首并序 賦得前字
四三 田中朝臣清足一首
 66 五言晩秋於長王宅宴一首
四四 長屋王三首
 67 五言元日宴応詔
 68 五言於宝宅宴新羅客一首 賦得烟字
 69 五言初春於作宝楼置酒
四五 安倍朝臣広庭二首
 70 五言春日侍宴
 71 五言秋日於長王宅宴新羅客 賦得流字
四六 紀朝臣男人三首
 72 七言遊吉野川
 73 五言扈従吉野宮
 74 五言七夕
四七 百済公和麻呂三首
 75 五言初春於左僕射長王宅讌
 76 五言七夕
 77 五言秋日於長王宅宴新羅客 賦得時字
四八 守部連大隅一首
 78 五言侍宴
四九 吉田連宜二首
 79 五言秋日於長王宅宴新羅客 賦得秋字
 80 五言従駕吉野
五〇 箭集宿祢虫麻呂二首
 81 五言侍讌
 82 五言春於左僕射長王宅宴
五一 大津連首二首
 83 五言和藤原太政遊吉野川之作 仍用前韵
 84 五言春日於左僕射長王宅宴
五二 藤原朝臣総前三首
 85 五言七夕
 86 五言秋日於長王宅宴新羅客 賦得難字
 87 五言侍宴一首
五三 藤原朝臣宇合六首
 88 五言暮春曲宴南池并序
 89 七言在常陸贈倭判官留在京一首并序
 90 七言秋日於左僕射長王宅宴
 91 五言悲不遇
 92 五言遊吉野川
 93 五言奉西海道節度使之作
五四 藤原朝臣万里五首
 94 五言暮春於第園池置酒并序
 95 五言過神納言墟
 96 (五言過神納言墟)
 97 五言仲秋釈奠
 98 五言遊吉野川
五五 丹真人広成三首
 99 五言遊吉野山
 100 七言吉野之作
 101 五言述懐
五六 高向朝臣諸足一首
 102 五言従駕吉野宮
五七 釈道慈二首 伝記
 103 五言在唐奉本国皇太子
 104 五言初春在竹渓山寺於長王宅宴追致辞并序
五八 麻田連陽春一首
 105 五言和藤江守詠稗叡山先考之旧禅処柳樹之作
五九 塩屋連古麻呂一首
 106 五言春日於左僕射長王宅宴
六〇 伊与連古麻呂一首
 107 五言賀五八年宴
六一 民黒人二首
 108 五言幽棲
 109 五言独坐山中
六二 釈道融五首 (欠三首) 伝記
 110 (無題)
 111 山中
六三 石上朝臣乙麻呂四首 伝記
 112 五言飄寓南荒贈在京故友一首
 113 五言贈掾公之遷任入京一首
 114 五言贈旧識一首
 115 五言秋夜閨情一首
六四 葛井連広成二首
 116 五言奉和藤太政佳野之作一首 仍用前韵四字
 117 五言月夜坐河浜一絶
六五 亡名氏
 118 五言歎老

解説
[一 百済文化の渡来と日本の漢文化/二 懐風藻の評価/三 日本漢詩はなぜ詠まれたか/四 東アジア漢字文化圏の漢詩]


懐風藻漢詩索引



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