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2012年7月 3日

 記事のカテゴリー : いただいた本・送られてきた本

●小二田 誠二 解題・解説『〈江戸怪談を読む〉 死霊解脱物語聞書』(白澤社)

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白澤社さまよりいただきました。

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[書 名]〈江戸怪談を読む〉死霊解脱物語聞書
[著者名]残寿(著)/小二田誠二(解題・解説)/広坂朋信(注・大意作成)
[体 裁]四六判並製、174頁
[定 価]1700円+税
[ISBN]978-4-7684-7941-4
発行:白澤社
発売:現代書館

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小二田誠二氏による紹介頁はこちら

『聞書』を読まずして怪談を語る事なかれ!
幽霊の言葉を借りなければ語れない真実がある。

後妻の娘にとり憑いた累(かさね)の怨霊は、自分を殺した夫の悪事を告発し、犯罪を見過ごしてきた村落を震えあがらせた。
前代未聞の死霊憑依事件に挑んだ僧・祐天。
近世初期の農村で実際に起きた死霊と人間とのドラマがここによみがえる。

■本書の内容

江戸時代に実際に起きた心霊事件のドキュメント『死霊解脱物語聞書』。

鬼怒川沿いの小さな村で、先妻の死霊が後妻の娘に取り憑いた。祓っても繰り返し憑依する死霊に翻弄される村人たち。事件解決に乗り出した僧・祐天と死霊の緊迫した交渉。真相は何だったのか、いかなる決着を迎えたのか。

本書は事件の当事者たちに取材してその顛末を再構成した奇書『死霊解脱物語聞書』原文に注・現代語訳あらすじと解説を付して現代の読者に提供する。曲亭馬琴が小説化し、鶴屋南北が舞台化し、三遊亭圓朝が落語化した怪事件の記録がここによみがえる。

■目次から(カッコ内は執筆者)

前代未聞の死霊憑依事件、その真相とは?
前口上 累ケ淵怪談について──繰り返される悲劇(広坂朋信)
解題 『聞書』を読まずして怪談を語る事なかれ!(小二田誠二)
死霊解脱物語聞書 (残寿)
資料 『古今犬著聞集』巻第十二 幽霊成仏の事
解説 板本仏教説話のリアリティー──『死霊解脱物語聞書』再考 (小二田誠二)
執筆者略歴

〔原著者〕残寿(ざんじゅ) 生没年不詳。江戸時代の僧侶。元禄三年に『死霊解脱物語聞書』を刊行。

〔解題と解説〕小二田誠二(こにたせいじ) 1961年生。静岡大学人文社会科学部教授。専攻は日本言語文化。主な論文に「ニュース言語の江戸・明治」(『文学』2003-01)、「江戸戯作の「連載」構想」(『日本文学』2001-11)など。

〔注・大意の作成〕広坂朋信(ひろさかとものぶ) 1963年生。ライター・編集者。著書に『東京怪談ディテクション』(希林館)など。


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