ノートルダム清心女子大学・リレーエッセイ【第99回】老女に何が起こったか(星野 佳之)

【もう十年近くになるが、岡山県玉野市の総合文化センターというところで、ほぼ毎月古典文学の講読を行っている。受講者はみな私より年配の方々で、世代の異なるお仲間と共に文学作品を読む機会は貴重だ。
  その講座で読んでいて、先日教室がなんだかしんみりしてしまったのは『宇治拾遺物語』の「雀報恩の事」(巻第三・16)である。「雀の恩返し」とでもいう題だが、私たちに馴染みのある「舌切り雀」とは少し異なる話である。】
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