井野葉子[著]『源氏物語 宇治の言の葉』(森話社)

井野葉子氏よりいただきました。
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源氏物語 宇治の言の葉
井野葉子[著]
A5判/424頁
本体7500円(+税)
ISBN978-4-86405-023-4 C1095
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宇治十帖の言葉は、異なる場面や作品の言葉を手繰り寄せ、それらの言葉と呼応し、新たな意味を生み出していく。場面や作品を越えて響き合う言の葉に耳を傾け、新しい〈読み〉の可能性をさぐる。
【目次】
[Ⅰ 『源氏物語』における先行物語の引用] 第一章 中の君物語における竹取引用
第二章 夕霧巻における竹取引用
第三章 竹取引用群
第四章 浮舟物語における篁物語引用
[Ⅱ 宇治十帖の人々の物語] 第五章 大君 歌ことばとのわかれ
第六章 中の君 評価のまなざし
第七章 薫 弱者へ向ける欲望
第八章 薫と大君の「隔て」をめぐる攻防
第九章 〈隠す/隠れる〉浮舟物語
[Ⅲ 浮舟の物語における歌ことば] 第十章 女三の宮の「ひぐらし」の歌
第十一章 浮舟の山橘
第十二章 手習巻の引板
第十三章 浮舟の最終詠の解釈
[Ⅳ 『源氏物語』第三部の研究史と課題] 第十四章 匂宮三帖と宇治十帖の研究史
第十五章 浮舟物語の研究史と課題
【著者紹介】
井野葉子(いの ようこ)早稲田大学第一文学部日本文学専修卒業。
関西大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程前期修了。
名古屋大学・博士(文学)。
現在、青山学院大学、青山学院女子短期大学、清泉女子大学非常勤講師。
共著に『人物で読む『源氏物語』』(全20巻、勉誠出版、2005、2006年、「『源氏物語』の文法講座」を担当)がある。