伊井春樹編『日本古典文学研究の新展開』(笠間書院)

4月上旬の刊行予定です。
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伊井春樹編
『日本古典文学研究の新展開』
ISBN978-4-305-70548-8 C3091
定価:本体12,000円(税別)
A5判・上製・カバー装・512頁(予)
日本文学研究の未来を切り拓く、
全21編の論文集。
古代・中世・近世の、漢詩や和歌、
物語や日記、注釈書や楽書に、
様々な視点から迫り、
新たな問題意識を喚起していく書。
[執筆陣]
滝川幸司/田島智子/海野圭介/胡秀敏/佐藤雅代/佐藤明浩/堤和博/加藤昌嘉/中村一夫/伊藤鉄也/川崎佐知子/中川照将/岩坪健/藤井由紀子/阿部真弓/箕浦尚美/中原香苗/山崎淳/松原一義/中本大/藤田保幸
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【目次】
 序文 伊井春樹
第Ⅰ部 古代・中世の漢詩・和歌
 応制詩の述懐
  –勅撰三集から菅原道真へ–[滝川幸司]
 拾遺集賀部・雑賀部の配列と屏風歌[田島智子]
 正宗敦夫旧蔵升底切本『金葉和歌集』考[海野圭介]
 八代集の梅香詠–春部の〝恋歌〟を中心に–[胡秀敏]
 「なでしこ」「とこなつ」考–歌ことばとしての変遷–[佐藤雅代]
 『久安百首』部類本の編纂について[佐藤明浩]
第Ⅱ部 古代・中世の日記・物語
 「さ夜ふけてかくやしぐれのふりは出づ」兼家に対する道綱母–『蜻蛉日記』上巻57番歌の場面–[堤和博]
 和歌の書記法[加藤昌嘉]
 日本語史上の大島本源氏物語[中村一夫]
 新出『源氏物語(若菜上・残巻)』と本文分別に関する一考察[伊藤鉄也]
 陽明文庫蔵近衛信尹他寄合書『源氏物語』の資料的価値[川崎佐知子]
 『奥入』を書き加える/切り離すということ[中川照将]
 『物語二百番歌合』の本文–冷泉家時雨亭文庫蔵『源氏和歌集』との関係–[岩坪健]
 現存『海人の刈藻』の性格–『源氏物語』享受を視点として–[藤井由紀子]
 『弁内侍日記』論–糾える言葉の連鎖–[阿部真弓]
 『天狗の内裏』考–物語構造と諸本の生成–[箕浦尚美]
第Ⅲ部 中世以降の諸文献
 『竹 眼集』について–狛氏嫡流の楽書–[中原香苗]
 地蔵寺蔵『三宝感応要略録』の書き入れについて–蓮体が見たもの–[山崎淳]
 今治市河野美術館蔵「不知夜記」(仮題)をめぐって[松原一義]
 寛文年間の五山の文事–後水尾院の「西湖詩」をめぐって–[中本大]
 森鴎外訳「玉を懐いて罪あり」覚書–その訳出の方向性について–[藤田保幸]
 あとがき 執筆者紹介
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■編者プロフィール
伊井春樹(いい・はるき)
1941年愛媛県生まれ。
広島大学大学院修了。文学博士。大阪大学名誉教授。愛媛大学助教授、国文学研究資料館助教授、大阪大学大学院教授、人間文化研究機構理事、国文学研究資料館館長を経て、現在、逸翁美術館館長。
■著書・編著
著書に、『源氏物語の伝説』(昭和出版、1976年)、『源氏物語注釈史の研究』(桜楓社、1980年)、『源氏物語論考』(風間書房、1981 年)、『成尋の入宋とその生涯』(吉川弘文館、1996年)、『源氏物語論とその研究世界』(風間書房、2002年)、『物語の展開と和歌資料』(風間書房、2003年)、『ゴードン・スミスの見た明治の日本』(角川学芸出版、2007年)
編書に、『物語文学の系譜』(世界思想社、1986年)、『源氏物語注釈書・享受史事典』(東京堂出版、2001年)、『世界文学としての源氏物語–サイデンステッカー氏に訊く–』(笠間書院、2005年)、『古代中世文学研究論集』(全3巻、和泉書院)
ほか多数。