台湾ヤミ/タオ文化研究フォーラム(FYCS) 第40回定例研究会(2011年1月8日(土)、慶應義塾大学日吉校舎)

研究会情報です。
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公式サイトはこちら●http://www.aorod.com/TAO/
<台湾ヤミ/タオ文化研究フォーラム(FYCS)> 第40回定例研究会 案内
●日時:2011年1月8日(土)  
 午後2:00〜6:00(発表2時間、フリートーキング2時間)
●会場:東横線日吉駅 慶應義塾大学日吉校舎 
 来往舎2階小会議室
        
●発表者:関口浩氏(早稲田大学講師)
●標題:『蕃族調査報告書』の成立とその読者たち
           
●発表要旨:
『蕃族調査報告書』と『番族慣習調査報告書』—-これらは大正期に台湾総督府から刊行された台湾原住諸民族に関する膨大な調査報告書である。今日も研究者に参照される優れた報告書であるが、これらがいかにして成ったかという点については不明な点が少なくない。本発表は、まず第一に、これらの報告書の企画がどのような考えにもとづいてなされたのか、この企画に関わったのはどのような人々であったか、そしてさらに、この調査を実行した調査員たちはどのような人々であったか、調査の実際はどのようなものであったかということ等々について詳らかにしたい。
 つぎに、これらの調査報告書と日本民俗学—-柳田國男と折口信夫—-との関わりについて検討したい。柳田と折口とはこれらの報告書を刊行と同時に熟読し、非常に高く評価している。最初の読者とも言うべき彼らの思索にとって、これらの報告書はいかなる意義があったのかという点について考察してみたいと思う。