『JunCture 超域的日本文化研究』第1号(2010年1月)

名古屋大学、『JunCture』1号編集委員長、坪井秀人さんよりいただきました。
●公式サイトはこちら
JunCture01.jpg
B5判・並製・260頁
名古屋大学大学院文学研究科附属
日本近現代文化研究センター発行
————–
【2010.2.16注記】
この本、小社で委託販売を開始いたしました。
[本書の販売方法]
全国の書店でご注文頂けます。
また、以下のサイトで購入可能です。
版元ドットコム●JunCture(ジャンクチャー) 超域的日本文化研究 第1号

※版元ドットコム以外のネット書店のリンク先がまだ、データ未登録で購入できません。版元ドットコムでご購入ください(2010.2.16記、一週間程度で購入可能になるはずです)。
また、小社に直接お申し込みいただいても構いません。電話03-3295-1331、またはメール(info@kasamashoin.co.jp)でお申し込みください。折り返し購入のご案内を返信さしあげます。
————–
※巻頭にも、後記にも繰り返し述べられるのは、脱構築を脱構築していく、というメッセージだ。「大学という組織の硬直性に対しても、既存の専門学会や学術雑誌の閉塞した細分化のあり方に対しても、私たちははっきりと批判的な立場に立っている」としている。
商業出版としてこのような企画が成り立たなかったことは、非常に残念に思うが、本書のレイアウト、造本をみるにつけ、ウェブを中心にしてコミュニティを造り上げていくだけの力はありそうな雑誌に思えました。
ぜひ、上記公式サイトで確認のうえ、入手して欲しい本です。
(まだ、公式サイトには、価格や目次、入手方法は記載されていません)
[追記]
購入希望の方は、とりあえずこちらのメール(名古屋大学)にご一報下さいとのことです。
また、本誌第二号の投稿規程によると、締め切りは、2010.9.1(水)必着です。
奮ってご応募ください!
【目次】
特集「日本文化の脱構築」
四方幸子●「ミッションG:地球を知覚せよ!」展
酒井直樹/葛西弘隆●間太平洋政治の視座と帝国的国民主義
日比嘉高●移民の想像力–渡米言説と文学テクストのビジョン
坪井秀人●怠情とコキュ–李箱のモダニズム
池田 忍●富山妙子と戦後「美術」と「日本」の境界
  –ルポルタージュから「歴史」へ
藤木秀朗●制度へいかに介入するか
  –「国立メディア芸術総合センター」構想から考える日本文化研究
特集 英文要旨
○研究論文
秋庭史典●情報技術を用いた作品調査を支えている美学
岡田 聡●植民地状況における素人民族誌家の可能性と限界
  –土方久功と染木煦の「素人主義」
牧 義之●削られた作品の受容と変遷
  –片岡鉄兵「綾里村快挙録」の伏字・活字削除を中心に–
溝渕久美子●国語科教育の中の「映画」–1950年代を中心に
広瀬正浩●ラジオから「肉声」を聴くということ
  –室生犀星『杏っ子』が明らかにする肉声の仮想性をめぐる問題–
畑あゆみ●『圧殺の森』再考:60年代末記録映画における身体と言葉の相克とリアリズム
水川敬章●比喩と差別–土方巽の舞踏と批評の力学をめぐる断想
山田健一朗●「男色」という死角–時代小説から見る同性愛表象の問題系–
研究論文 英文要旨
○レヴュー
朴 貞蘭●玄界灘の向こうから〈日本文学〉を読む
  –尹相仁著『文学と近代と日本』–
竹内瑞穂●モダン文化のいかがわしき知
  –雑誌『精神分析』『犯罪科学』の復刻について–
洞ヶ瀬真人●映画研究への招待–アーカイヴから批評的研究へ
Abe Mark Nornes,Aaron Gerow,RESEARCH GUIDE TO Japanese Film Studies
毛利嘉孝●「市民」とは誰か:広島市現代美術館のChim↑Pom「ピカッ」事件が残したもの。
松田 愛●美術の原っぱ–「放課後のはらっぱ–櫃田伸也とその教え子たち–」
山田健一朗●コミュニケーションツールとしての「コスプレ」
  –『世界コスプレサミット2009』見聞記