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2009年3月10日

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●鈴木久美『近世噺本の研究』のこと(閑山子余録)

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ブログ「閑山子余録」さん(川平敏文氏)で、鈴木久美『近世噺本の研究』(笠間書院)を取り上げていただきました。ありがとうございました!

「頑張れ笠間!」のお言葉、涙が出るほど嬉しく感じました。

昨年末から新刊ラッシュ状態で、営業部のスケジュール表は、常時15〜20点のタイトルが並んでおり、社員全員バテ気味ななか、さわやかな風を送って頂いた気がします。
ありがとうございました。(岡田圭介・記)

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70465.jpg

近世噺本の研究
鈴木久美

ISBN978-4-305-70465-8 C1093
定価:本体9,000円(税別)
A5判・上製・カバー装・函入・372頁・口絵カラー4頁


江戸初頭から明治期まで、
形を変えながらも
作られ続けた、
笑話の抄録本という性質を持つ噺本。

大局的な分類から一歩進め、
噺本の価値と特質を明らかにする。

作者、板元は誰だったのか。
江戸戯作出版メディアの一端を解明する。

話芸を文芸化するとは、
どういうことだったのか。

従来看過されてきた噺本の近世文学史上における価値について、改めて論究しつつ、近世中期文芸の担い手として他の文芸にまたがった活躍をみせた噺本作者たちの実体解明の端緒となることが本書の目的である。

【目次】

まえがき
凡例

第1部 咄本の作り手達
 第一章 江戸小咄本の作り手
   一節 『口拍子』シリーズの作り手達
   二節 『飛談語』シリーズの作り手達
 第二章 軽口本の作り手
   一節 舌耕者の軽口本、非舌耕者の軽口本
   二節 雑俳師の軽口本
   三節 軽口本から『鹿の子餅』へ

第2部 噺本における「咄」の諸相
 第一章 言葉の洒落のはたらき
 第二章 話し手の存在
 第三章 雅文笑話集の位置付け

第3部 噺本、表現の可能性 その視覚的効果
 第一章 仕形咄本
 第二章 絵咄本
 第三章 軽口本の表現
 第四章 咄本における絵の機能

第4部 資料編
 第一章 『古今諸家人物志』諸本研究
 第二章 『老翁談』 翻刻と紹介

付章 噺本の古典教材化への試み

資料出典一覧・論文初出一覧・索引[書名・人名]・あとがき 


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