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2008年10月21日

 記事のカテゴリー : お知らせ

●古今集古注釈書集成・パンフレットが出来ました!

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小社で刊行中の、古今集古注釈書集成のパンフレットが出来ました。
以下、PDFです。

こちらからダウンロードしてご覧下さい。(PDF)

kokintaisei.jpg

[2013.9.24改訂]


現在、6冊を刊行しています。

1
耕雲聞書
耕雲聞書研究会編
ISBN978-4-305-60110-0
定価:本体8,252円(税別)
A5判・292頁
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-60110-0.html

2
伝心抄
伝心抄研究会編
ISBN978-4-305-60111-7
定価:本体9,223円(税別)
A5判・398頁
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-60111-7.html

3
浄弁注・内閣文庫本古今和歌集注(伝冬良作)
深津睦夫編
ISBN978-4-305-60112-4
定価:本体8,738円(税別)
A5判・380頁
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-60112-4.html

4
鈷訓和謌集聞書
鈷訓和謌集聞書研究会編
ISBN978-4-305-60113-1
定価:本体9,800円(税別)
A5判・312頁
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-60113-1.html

5
後水尾院講釈聞書
高梨素子編
ISBN978-4-305-60114-8
定価:本体13,500円(税別)
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-60114-8.html

7・2013年10月刊行予定
一条兼良自筆古今集童蒙抄[影印付]・
校本古今三鳥剪紙伝授 
武井和人・西野強編
ISBN978-4-305-60115-5
定価:本体12,000円(税別)
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-60115-5.html


【未刊】
⑥顕注密勘
⑧一条家古今学書集成
 古今集秘抄・冬良注集成・汎一条家古今注集成
⑨和歌灌頂口伝類集成
⑩破窓不出書他

詳細な解説は上記PDFにございますので、ぜひご覧下さい。

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「刊行の趣旨」▼武井和人

 『古今集』に対する学的探究は、仮名序小注を以てその嚆矢と考へることが出来るならば、既に千年以上の歴史を有することになる。その長き歴史のしからしむるところ、生み出されてきた学的著述は、厖大な数にのぼる。その中から、平安末期より江戸初期にかけて成立した多くの古注釈書を整理して体系を与へ、かつ、史的に叙述しようとする試みは、かの野村八良『国文学研究史』以来、西下経一・松田武夫・新井栄蔵らの仕事を経て、片桐洋一『中世古今集注釈書解題』全六巻によつて、ほぼ完成の域に達したといへよう(むろん、いまだ十二分には検討されてゐないものが残されてゐるにせよ)。一方、古注釈書の総書目に関しても、西下の先駆的仕事(岩波旧大系『古今和歌集』所掲書目)を経て、近時、慶應義塾大学斯道文庫の長年にわたる調査・研究の結実、『古今集注釈書伝本書目』の出現によつて、これもまた、その枠組は完成したといへよう。さらに、古注釈書それ自身の翻刻・影印も、既に書目が必要にならうかと思はれるほど、蓄積が進んでゐるし、新たな影印の叢書の企画も仄聞する。
 では、大方の注釈書は、翻刻なり影印なりによつて、その全貌が明らかにされてゐるのか、といふと、遺憾なことに、その途はいまだ半ばにも至らない、といふべきであらう。かかる研究状況を鑑み、ここに、本集成が企画された。
 本集成においては、ひとまづ江戸初期あたりまでに成立した古注釈書に範囲をしぼり、その上で、第一に未公刊の古注釈書の翻刻を目指す。それとともに、第二として、既刊の古注釈書であつても、より良い底本、他系統の伝本を底本に選ぶなどして、豊穰なる古注釈書の魅力を、出来るだけ多くの研究者・読者に伝へようと企図した。
 また、翻刻に際しては、個々の古注釈書それぞれ固有の事情を最大限尊重することとし、あへて、統一した編集方針を設けてゐない。
 本集成に、恐らく、完結の二文字はありえまい。「第一期」と冠した所以である。事実、さまざまな事情により、刊行予定リストに収めえなかつた古注も多い。大方のご支援を心より希求する次第である。


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