« 週刊読書人2008.10.10号に尾西康充『田村泰次郎の戦争文学 中国山西省での従軍体験から』の書評が掲載されました。 | メイン | 稲田利徳『徒然草論』(笠間書院) »

2008年10月 2日

 記事のカテゴリー : 新刊案内

●徳田和夫編『お伽草子 百花繚乱』(笠間書院)

ブックマークに追加する Twitterでつぶやく

10月下旬の刊行です。


70386.jpg


徳田和夫編
お伽草子 百花繚乱

ISBN978-4-305-70386-6 C1093
定価:本体15,000円(税別)
A5判・上製・カバー装・680頁・カラー口絵4頁


ようこそ、奔放なイメージとシリアスな現実が交錯するお伽草子ワールドへ!
室町から江戸初期に生れた短編物語群「お伽草子」を内外の多彩な視点が解読する。
全106点にのぼる図版資料の数々も魅力。

お伽草子の魅力はこれ一冊でわかる。


【目次】
●●総論
○百花繚乱の物語草子 
 お伽草子学の可能性 
・徳田和夫 

●●1 テーマを探る

○伝承と創作 「橋弁慶」をめぐって 
・美濃部重克

○王朝憧憬 『鉢かづき』、他をめぐって
・日沖敦子

○英雄賛嘆 『相模川』『頼朝の最期』をめぐって
・徳竹由明

○庶民出世 『大黒舞』をめぐって
・田中美絵

○法楽夢幻 『幻夢物語』をめぐって
・青木祐子

○異国・異界 『浦島太郎』をめぐって
・林 晃平 

○異類幻想 『筆結物語』をめぐって
・三浦億人

●●2 文学史に照らす

○物語文学とお伽草子 〈しのびね型〉物語をめぐって
・菊地 仁

○説話文学とお伽草子 『天稚彦物語』をめぐって
・勝俣 隆

○軍記物語とお伽草子 『祇王』『小督』をめぐって
・森 誠子

○幸若舞曲とお伽草子
・小林健二

○能・狂言とお伽草子
・岩崎雅彦

○古浄瑠璃・説経とお伽草子 斬首救済説話をめぐって
・佐谷眞木人

○近世文芸とお伽草子 福神・窮鬼の説話をめぐって
・堤 邦彦

○和歌・連歌とお伽草子
・沢井耐三

○寺社縁起とお伽草子 東大寺縁起・石山寺縁起をめぐって
・藤巻和宏

●●3 作品環境に迫る

○室町の学芸とお伽草子 『直談因縁集』書写と関東天台
・近本謙介

○江戸初期の学芸とお伽草子 『塵滴問答』、注釈をめぐって
・鈴木元

○学習とお伽草子 『精進魚類物語』『魚類青物合戦状』をめぐって
・伊藤慎吾

○比丘尼御所文化とお伽草子 『恋塚物語』をめぐって
・恋田知子

○談義唱導とお伽草子
・箕浦尚美

○本地物とお伽草子 『神道集』、在地性をめぐって
・大島由紀夫

○神仏信仰とお伽草子 『箱根本地由来』をめぐって
・阿部美香

○民間説話とお伽草子 『一寸法師』をめぐって
・三浦俊介

○東アジア文化とお伽草子 韓国の語り物との関連
・金 賛會

●●4 かたちを見る

○「小絵」再考 小型絵巻と個人的な絵画空間
・メリッサ・マコーミック

○叢書御伽文庫をめぐって
・石川 透

○大名文化と絵本
・龍澤 彩

●●5 諸学の座

○国文学から
玉藻前物語考 〓枳尼天と王権
・濱中 修

○歴史学から
史料としてのお伽草子 研究史覚書
・斉藤研一

○民俗学から
百鬼夜行絵巻諸伝本の分類と系統  国際日本文化研究センター所蔵「百鬼ノ図」を手がかりに
・小松和彦

○美術史から
足利義尚の絵巻狩り
・高岸 輝

○日本学から
草双紙にみるお伽草子受容
・ケラー・キンブロー

図版出典一覧
あとがき

・研究情報1985年(昭和60)1月〜2008年(平成20)3月 伊藤 潤
・索引 尾崎修一

執筆者紹介

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://kasamashoin.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/2159