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2008年2月19日

 記事のカテゴリー : 新刊案内

●兼岡理恵『風土記受容史研究』(笠間書院)

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3月上旬の刊行です。

70374.jpg

兼岡理恵
『風土記受容史研究』

ISBN978-4-305-70374-3
C3092
定価:本体9,800円(税別)
A5判・上製・カバー装・480頁


人が自分の存在を土地の歴史によって
確認しようとする思いを読み解く。

「地方」を記した書、風土記。
千年以上も前に成立した史料が
今も、伝わるのはなぜか。
奈良時代の成立時から江戸後期まで
-律令官人・歌人・武人・大名・儒者・国学者-
風土記をめぐる人々の交流〈知のネットワーク〉を明らかにした
画期的研究。


【目次】

序章 風土記受容史という視点

第Ⅰ部 律令国家と風土記-古代-
 序
 第一章 風土記編纂資料の重層性
 第二章 『常陸国風土記』行方郡説話
 第三章 『常陸国風土記』編纂の思想-郡名風俗諺記載の意味-
 第四章 「良吏」と「風土記」-九〜十世紀の風土記受容-

第Ⅱ部 風土記をめぐる歌人の系譜-中世-
 序
 第一章 真観と風土記
 第二章 玄覚と風土記-『万葉集註釈』書入注記-
 第三章 定為と風土記-高松宮家旧蔵『袖中抄』紙背文書-
 第四章 南北朝〜室町期の風土記受容

第Ⅲ部 風土記の再発見-近世前〜中期-
 序
 第一章 林羅山『諸国風土記抜萃』
 第二章 『常陸国風土記』再発見前夜-藩撰地誌『古今類聚常陸国誌』-
 第三章 前田綱紀と風土記

第Ⅳ部 風土記の伝播-近世中〜後期-
 序
 第一章 風土記と近世紀行文-今井似閑『橋立の道すさみ』-
  附章 [翻刻]今井似閑『橋立の道すさみ』
 第二章 『万葉緯』伝写をめぐる人々-谷川士清校正本『万葉緯』巻十八「諸書所引風土記文」-
 第三章 「風土記」の希求-南葵文庫旧蔵『風土記逸文』-

終章

附録 風土記受容史関連年表