●近刊・上田 武『陶淵明像の生成 どのように伝記は作られたか』(笠間書院)
4月上旬刊行予定です。

陶淵明像の生成
どのように伝記は作られたか
●茨城キリスト教大学言語文化研究所叢書
上田 武
四六判・上製・208頁
ISBN978-4-305-70349-1
C0095
定価:本体1,700円(税別)
俗世を超越した高潔な生き方で
敬愛された詩人の
謎に包まれた人生を
史実を追いながら、
明らかにする。
蕪村、漱石をはじめ、
日本の文学に
多大な影響を与えた詩人の伝記を探る。
【プロフィール】
上田武(うえだ・たけし)
1932年、山梨に生まれる。東京教育大学文学部卒業。茨城大学人文学部教授・茨城キリスト教大学文学部教授等を歴任。六朝学術学会理事、中国文化学会理事、全国漢文教育学会理事。
主著:『陶淵明伝-中国におけるその人間像の変遷』(訳・補説、汲古書院)、『陶淵明集全釈』(共著、明治書院)。
【目次】
はじめに
Ⅰ 陶淵明の原像
一 現代中国における陶淵明像
二 陶淵明の基礎的史伝
三 歴代中国における陶淵明像の変遷
Ⅱ 淵明史伝の原型 『宋書』隠逸伝・陶潜
一 沈約の「陶潜伝」への思い
二 陶潜伝本文--その一
三 「五柳先生伝」(本文文末の論賛は省略)
四 陶潜伝本文--その二
五 「帰去来(兮辞)并序」
六 陶潜伝本文--その三
七 「与子儼等疏」
八 「命子」詩
九 淵明の死
一〇 各史伝の比較対照
一一 陶淵明の原像
Ⅲ 陶淵明の名前と生没年
一 名前と字について
二 享年の通説と異説--南宋から民国一九二〇年代まで
三 陶淵明の生没年--一九三〇年代の論議の中断
四 人民共和国建国以来の新たな問題提起
五 陶淵明の生没年--九〇年代の新説
Ⅳ 陶淵明の家系
一 父系
二 母系
Ⅴ 陶淵明の故居
一 生まれ故郷の風景
二 江州、尋陽郡、柴桑県と陶淵明
三 考古学領域からの尋陽、柴桑城址の確認
四 盧山南麓の故居説に対する批判――その一、楚城説批判
五 廬山南麓説への批判――その二、〈栗里説弁偽〉
Ⅵ 青壮年期まで(帰隠以前)の陶淵明
一 青年期まで
二 最初の官吏任用
三 反逆者桓玄の幕府に出仕
四 鎮軍参軍就任をめぐる問題
五 建威参軍就任をめぐる問題
Ⅶ 陶淵明の隠逸生活と死
一 二十一年の隠逸生活とその時代の状況
二 陶淵明と死
三 「自祭文」をどう読むか
陶淵明年譜(通説・異説)
おわりに(補遺を兼ねて)


























































































































































































