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2007年3月 7日

 記事のカテゴリー : 受賞図書

●小林とし子『さすらい姫考』が、第九回(2006)女性文化賞(高良留美子創設)を受賞

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小林とし子『さすらい姫考』が、
第九回(2006)女性文化賞(高良留美子創設)を受賞しました。


さすらい姫考
日本古典からたどる女の漂泊
4-305-70313-0
四六判・上製・カバー装(4色カラー)・316頁
定価:本体1,900円(税別)

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さすらい姫考・日本古典からたどる女の漂泊

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不慮の運命から、さすらいの旅へ向かう姫たち。
彼女たちは、なぜ、さすらわなければならなかったのか。

平安から中世にかけて、〈家〉のあり方が家父長制へと移りゆく頃。
不慮の運命から、さすらいの旅へ向かう姫たち。
さすらいの行く末に、結婚という新たな男系との接触が待ち受けるなか、
彼女たちは「生きる」ために、運命にながされ、また抗っていく。
『鉢かづき』『まつら長者』『しんとく丸』『をぐり』『源氏物語』『更級日記』
という日本古典を題材に、〈家〉と女の変革の“とき”をみつめ、
同じ時間をいきる現代の〈ヒメ〉たちへメッセージを投げかける。

【目次】 
プロローグ さすらう女たちの時間
①ヒメのさすらいーー家を継承する女神
 鉢かづきーー婿取りから嫁取りへ 御伽草子『鉢かづき』
 さよ姫ーー女系復活 説教『まつら長者』
②乙姫のさすらいーー連帯に生きる女神
 乙姫ーー消える乙姫 説教『しんとく丸』
 照手姫ーー玉の輿に乗る女 説教『をぐり』
③ヒメになるまでのさすらいーー父に見捨てられた娘
 玉鬘ーー父系をめざして 『源氏物語』1
 浮舟ーーさすらいの女系集団 『源氏物語』2
④さすらう女君を見つめてーー父系・母系を超える娘
 菅原孝標女ーー<さすらい>の究極 『更級日記』
エピローグ 現代のヒメたちへ
 書名索引


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