小川靖彦著『萬葉学史の研究』(おうふう)

おうふうの坂倉さんから戴きました。
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小川靖彦著『萬葉学史の研究』(おうふう)
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2007.2.24 初版発行
ISBN978-4-273-03429-0 C3092
A5判・636頁・上製・函入
定価:本体15,000円(税別)
【目次】
●序章 萬葉学史の研究とは何か
 一 『小倉百人一首』の萬葉歌から
 二 『萬葉歌』を平仮名に変換する 平安時代における挑戦
 三 仙覚の情熱 十三世紀の知の再編の中で
 四 萬葉学史の研究
 五 各セクションがめざすもの
●第一部 萬葉集写本史の新しい視点
 第一章 題詞と歌の高下 
      レイアウトに見る平安時代の政治史・和歌史・文化史のなかの古写本
 第二章 巻子本から冊子本へ
      冊子本萬葉集のページネーション
●第二部 日本語史・日本文学史のなかの萬葉集訓読
 第一章 〈訓み〉を踏まえた萬葉集歌の改変
      『古今和歌集』の「萬葉歌」をめぐって
 第二章 天暦古点の詩法
 第三章 かな文化の中の萬葉集訓読
      平安から中世へ
 第四章 「よみ(訓み・読み)」の整定
      『新古今和歌集』の「萬葉歌」をめぐって
 第五章 統合される「よみ(訓み・読み)」
      宗祇『萬葉抄』における萬葉集訓読
      
●第三部 仙覚の萬葉学 十三世紀における知の変革
 第一章 仙覚書状
     (金沢文庫旧蔵名古屋蓬左文庫蔵『斉民要術』紙背文書)について
      仙覚と萬葉学と北条実時との関わり
 第二章 国文学研究資料館蔵『萬葉集註釈』(第二冊・智仁親王筆)
      『萬葉集註釈』の本文整定のための基礎資料
 第三章 道理と文證
      『萬葉集註釈』の知の形式
 第四章 「心」と「詞」
       萬葉集訓読の方法
 第五章 方法としての「ことわり」
      萬葉集歌注釈における理法と詩学
●第四部 仙覚の萬葉学の行方
 第一章 筑後入道寂意(源孝行)
      由阿による秘伝の系譜の創出
      (付、レガリアとしての先覚寛元本萬葉集)
 第二章 『萬葉集目安』(正式名称『萬葉集註釈』)
      南北朝期に誕生した「新註釈」
●終章 萬葉学史の研究の課題
 一 今後の研究課題
 二 江戸時代の万葉学へ
●年表
 1 平安時代の『萬葉集』写本年表
 2 仙覚略年譜
●原論文一覧
●あとがき
●索引
 1 萬葉集諸本
 2 書名(萬葉学史に関わる)
 3 人名(萬葉学史に関わる)
 4 研究者名