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2006年9月 6日

 記事のカテゴリー : 学会・講演会・展覧会情報

●実践女子大学・文芸資料研究所 第二回絵入本ワークショップ

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実践女子大学・文芸資料研究所、ワークショップのお知らせです。

詳細は公式サイトをご確認ください。
公式サイト

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実践女子大学・文芸資料研究所 第二回絵入本ワークショップ

日時 2006年9月17日(日)〜9月18日(祝日) 9:50 開場
会場 〒150-0011 東京都渋谷区東1-1-11
   実践女子学園中学校・高等学校 桃夭館2階プレゼンテーションルーム


9月17日午前 10:30〜12:00
■シカゴ美術館所蔵、黒本『ひらかな盛衰記』について
松原哲子(実践女子大学文芸資料研究所)
■新出、赤本『まつののち』について
—享保三年正月市村座「七種福貴曽我」の絵本番付としての意義—
佐藤悟(実践女子大学)

17日午後 1:00〜2:30
■新出、一枚摺『山東弌同煙管簿』について
服部 仁 (同朋大学)       
■フランス国立図書館所蔵『北齋艸稿集』
   — 北斎最晩年の版本挿絵や版画の下絵帳について —
Christophe Marquet (フランス国立極東学院)

17日午後 3:00〜4:30
■彫師からみる画譜・絵手本としての大坂絵本の展開
   —橘守国画『運筆麁画』を中心に—
日野原 健司  (太田記念美術館)
■近世の画譜と漢詩文
ロバート・キャンベル (東京大学)

※発表終了後に懇親会を行います


9月18日午前 10:00〜12:00
■見る説話
内田 保廣(共立女子大学)
■絵入読本に於ける《絵画》の位置
高木 元 (千葉大学)
■絵本の中の虎
崔 京国 (明知大学校)

18日午後 1:00〜2:30
■フランス国立図書館所蔵「源氏物語画帖」の図像についての一考察
Minako Debergh (フランス国立学術研究所)
■物語絵の「かたち」から「意味」を問う
横井 孝 (実践女子大学)

18日午後 3:00〜4:30
■大森善清の絵本の後修本
浅野 秀剛(千葉市立美術館)
■耳鳥齋の版本と肉筆画
中谷 伸生 (関西大学)

聴講を希望される方は郵送・FAX・E-mailにて文芸資料研究所までお申し込み下さい。
〒191-8510 日野市大坂上4-1-1   実践女子大学 文芸資料研究所
TEL・FAX 042-585-8880 E-mail bungei@univ.jissen.ac.jp
資料代 1000円  
 


第二回絵入本ワークショップの開催にあたって
実践女子大学文芸資料研究所

所長 佐藤 悟

実践女子大学文芸資料研究所は、2004年7月に第1回絵入本ワークショップを仙台市博物館で開催致しました。異なる研究領域の研究者が集まり、それぞれの立場から多様な発表がおこなわれました。その際、まず驚かされたのが、ことばの定義・概念がそれぞれの領域で異なることでした。またそうした事柄をきっかけに、異なる文化的な背景を有する研究者同士の討論も活発に行われました。お互いに大きな刺激を与えあうことができたと思います。またこれをきっかけとして、新しい研究の枠組みがいくつか誕生したことも、主催者として大きな喜びでした。

終了後、このワークショップを継続してほしいというご希望が多くの方から寄せられました。前回は仙台のホテルに合宿し、会場以外でも朝から晩まで議論するというスタイルをとりましたが、今回は東京渋谷の実践女子学園の施設を使用して開催することにしました。それだけに前回よりも多くの方にご参加いただけるということを期待しております。絵入本の研究は、従来のテキストだけに頼った文学研究に大きなインパクトを与えることが予想されています。また美術史の立場からも、文学研究の成果を取り入れることは重要な意味があると思われます。さらに絵入本には人文学にとって多くの未開拓の領域が含まれています。絵入本ワークショップがその開拓に少しでも寄与することができたら、今回の目的は達せられることになります。

今回は十三の発表が予定されています。ご関心を持たれる多くの方に参加していただきたいと念願しております。当然のことながら、会場における発言も歓迎いたします。ただ残念なのは、今回が日本文学、日本美術の領域にとどまってしまったことです。前回はフランス文学やイギリス文学、中国美術の領域の発表がありました。今後の課題として重く受けとめています。
文芸資料研究所はこのような試みを今後も継続していきたいと考えております。これにつきましても忌憚のないご意見をお寄せいただけたらと念願しております。今後とも皆様のご支援をよろしくお願い致します。


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