●新刊●小島孝之編『説話の界域』、予約開始!

『説話の界域』
小島孝之編
ISBN4-305-70324-6
定価:本体13500円(税別)
A5判・上製・カバー装・580頁
説話が秘めているエネルギーを探る本
さまざまな文学ジャンル・文化・思想領域他と
説話は深い関わりをもち、
それぞれの領域にとってなくてはならぬ存在となっている。
今、焦点を説話と他領域との相関に絞って考察することにより、
新たな説話研究の局面を切り拓く。
はしがき
第一部 論文篇
総論◎小島孝之
第一章 説話と文学史
古代の夢◎多田一臣
鎌倉時代における白詩受容とモラリスト文学の形成◎藤原克己
--長明・無住・兼好--
「青頭巾」の周辺--快庵派の門参を中心に--◎長島弘明
第二章 説話と思想
一休宗純『自戒集』試論--詩と説話のあいだ--◎堀川貴司
多重所属者と『平家物語』--『喜安日記』をめぐる一考察--◎樋口大祐
『古事談』「勇士」を巡る二、三の問題◎蔦尾和宏
『沙石集』明恵関連説話の情報源◎平野多恵
--巻一「慈悲と智とある人を神明も貴び給ふ事」をめぐって--
『今鏡』「敷島の打聞」巻頭二話に関する一考察◎木下華子
第三章 説話と歴史叙述
讒言失脚説話の連鎖とその志向
--『北野天神縁起』から『太平記』へ--◎北村昌幸
想夫恋◎渡辺達郎
没聖性の説話群--『増鏡』「草枕」「老いのなみ」点描--◎齊藤歩
袈裟の転変--中世から近代まで--◎清水由美子
第四章 説話と芸能
〈草薙〉おぼえがき◎石井倫子
説話の構造◎池田潤子
歌人「小大進」考--歌徳説話形成の過程をめぐって--◎中野貴文
猿楽愛好の系譜--師実から令子へ--◎沖本幸子
第五章 説話と和歌
歌徳説話の和歌◎渡部泰明
『袋草紙』の能因像--文脈から清輔の意図をさぐる--◎吉野朋美
『俊頼髄脳』の万葉歌--定家本をめぐって--◎五月女肇志
『吉野拾遺』の構想と和歌◎君嶋亜紀
曾禰好忠説話小考
--『今昔物語集』巻二十八第三話をめぐって--◎松本真奈美
第二部 注釈篇
今鏡「敷島の打聞」注釈
小島孝之著作目録
あとがき
執筆者一覧
論文篇索引
注釈篇索引
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